ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングボールのカバーの劣化と影響

本日のボウリング練習は、最初にお気に入りの一番新しいボールを投げて、その後は、最近使ってなかったボールを使ってみようと思って投げてきた。ボールによって、結構な難易度の違いがあり、スコアにもそれが反映されている。

新しいボールでのゲーム状況

一ヶ月ぐらい前に購入したソリッドの中間ぐらいのカバーのボールになる。本日のレーンコンディションは、比較的オイルがしっかりあったので、ソリッドのボールでちょうどよく、1ゲーム目で様子を見ながら投げていたのに236からスタートだった。

オイルもあるので、しっかり走ってくれるし、ドライゾーンでブレーキがかかり大きく曲がってポケットヒットする。そのためピンアクションもよく、薄めポケットでもストライクになり、前半5ゲーム投げて、すべて200アップ、ハイゲーム258で、ストライク率も65%以上だった。

立ち位置としては、22枚目ぐらいの内からフッキングポイントとして10枚目ぐらいを狙って投げていたのだけど、外ミスすると10ピンタップがあったが、それ以外は、キャリーダウンの影響もほとんどなく、投球することができた。

最近、投げていなかったボールのゲーム状況

最初に先日、表面加工をやり直した1年前ぐらいに購入したパールのボールを投げてみた。先日はオイルが少ない状況で、今回は、外のラインは使っていないので、オイルがしっかりある状態になるので、どんな感じかを確かめる目的になる。

立ち位置をアジャストすると、最初のボールよりも5枚以上、外に立つ感じだった。このボールもデルタRG値だけでみると、最初のボールよりも大きいのだけど、カバーが弱ってしまっているので、ドライゾーンでのキャッチが不十分で、曲がりが弱い。

手前から中間まではしっかり走っているのだけど、ドライゾーンで進みすぎるという印象で、最初のボールで少しキャリーダウンが出ていた可能性もあるが、やっぱり1年も経過したボールだと、表面加工をやりなおしてもオイルがある程度あると、曲がりが弱く、スペアのラインも読みづらいと感じた。

それでも、4ゲーム投げて200アップは2回、233がハイゲームで、まだまだ使えそうという感触は得た。

その後、2年前ぐらいのボールでカバーの弱いハイブリッドの高慣性のボールも投げてみた。このボールも表面加工や一度、やり直しているのだけど、1年前のボールよりもさらに曲がらないという結果だった。こちらのボールは、高慣性のコアなので、さらに進みすぎてしまうという状況で、カバーは、ハイブリッドなので、パールよりも噛むだろうと思ったのだけど、そうでもなく、1ゲームも投げない内に、ボールを元に戻した。

まとめ

新しいボールと古いボールで、ざっくりと立ち位置で5枚は違う。そしてドライゾーンでキレのある曲がりのありなし、その結果のピンアクションの強さなど、結構な違いを感じる内容だった。古いボールでも233を出せているので、ラインをうまくあわせれば使えるのだけど、ストライク率を60%以上とかにするのは厳しいと感じる。

古いボールがちょうどよく感じるレーン状況もときどきはあるのだけど、カバーが弱いボールだと、ボールごとの特性がほとんど感じられなくなってくるので、どれ投げても一緒という感じがする。今回は特に対象コアのボールだったので、余計にそう感じたのかもしれない。

一方で、古くなったカバーが強かったボールは、ほとんど使い道がなくなる。古くなるとカバーの強さはすっかりなくなるので、コアの力だけしか残らない。そういうボールは、曲がりもでないし、ピンアクションも弱くなってしまうので、いっそ、ポリッシュして使う方がよいように思う。