次回のリーグで投げるコンディションなのだけど、とにかくオイルが少ないと感じるレーンになる。42フィートの長さなのだけど、厚いところが30フィートまでしかなく、かつ、中央のオイルも少なく感じる。そんなレーンなのにも関わらず、レベル1の初心者用となっている。
ボールが曲がる人は逆に難しい
初心者レーンとなっている理由は、ボールが曲がらない人にちょうどよいからだと思う。回転数が少なく、外をまっすぐに投げるとゆるやかに曲がってポケットヒットできる。なんならハウスボールでも結構曲がりがでるレーンだと思う。
ラウンドワンだとAタイプというオイルが少ないレーンが一般ハウスボウラー向けにひかれているレーンが多いのだけど、そんなレーンに近い。
そういうレーンに、普通のロングコンディションで投げ慣れている人が投げると、とにかく難しい。まず、ボールが曲がりすぎるという状態になる。なるべく曲がりの少ないボールを選択しているのだけど、それでも曲がってしまう。
そして、オイルの段差がほとんど感じられないので、レーンの幅を使って出し戻しをしようとすると、曲がり方がぜんぜん安定しない。外ミスすると、それだけ外にいくし、内ミスすると裏までいくような幅のなさを感じてしまうのである。普通は、外ミスしてもボールは戻ってくるし、内ミスすればオイルに乗って曲がらない状態になるのだけど、オイルの段差を感じることができないのである。
考えている対策
このレーンは、もはやショートコンディションだと思って投げるのが正解なのかもしれないと思い始めた。そもそも、それなりにオイルがあるのが30フィートまでだし、今までどんなボールを使っても普通に攻めて攻略できたことがないので、ショートだと思って攻めてみようと思っている。
ショートコンディションのセオリーは、外であわせるになる。フッキングポイントを5枚より外にするぐらいの外でのアジャストになる。そこまで外にフッキングポイントをもってくることは、普通はやらないので、次回は、ちょっと試してみようと思う。
そして、ボール選択は、曲がりが強くないボールを2つ持っていこうと思う。どちらのボールもドライコンディション用になる。
ドライコンディション用のボールは複数あった方がよい
オイルの少ないレーンは、そもそも攻められるラインが少ししかない。外を投げるのだけど、ちょっとしたボールの動き方の違いで、ポケットにあわせられるかがポイントになる。そうなると、1つのボールで、立ち位置を調整したり、回転軸を変えても、どうしてもあわせきれないということが起こる印象を持っている。
なので、レーンのオイル状況の変化は、カバーの強さや、ΔRG値の異なる複数のボールを使い分けて、アジャストしていくことになると思う。投げ方でなんとかなるような感じがしないのである。
面白いことに、途中でボールを変えても、しばらく投げていてオイル状態が変化し、また元のボールに戻した方があうということも起こる。そんなわけで2つは最低用意して臨みたいと思う。
まとめ
オイル量が全体的に少ないレーンは、板目に沿ってまっすぐに投げるか、ちょい出しぐらいで、レーンの幅を使わず、そのラインでストライクになるボールを選択するという作戦が一番よいのではないかという考えになる。
幅を使ってしまうとボールの変化のブレが多くなり、難しく感じるし、ショートコンディションの攻め方のセオリーどおり、外で曲げて、手前から曲げてからはまっすぐポケットに進むようなラインで投げてみることにする。