ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

カバーの強いパールのボールを投げてみた

2年前のボールになるのだけど、比較的強いパールのボールを投げてみた。最近はカバー弱めで手前を走らせて奥で強い曲がりを出すようなボールを使っているのだけど、久しぶりに投げてみようと思って、使ってみたら予想以上によかったので、そんな話を書いてみたい。

ボールの特徴

パールなのだけど、カバーもコアも比較的強くて、奥での曲がりが強い。非対称コアのボールで、クイッと曲がるけど、キレが強いというよりは、ドラインゾーンでしっかりレーンに噛んで、持続的に曲がるという印象のボールになる。

過去、このボールで300点を出したこともあり、手前の走りもよいし、ピンアクションもよく、お気に入りのボールの一つになる。

また、ドリルレイアウトを固定する前のボールなので、ドリル角が大きめで、少し走るようなレイアウトになっている。

投げてみた結果

最初、ガターからはじまった。久しぶりに使ったので少しサムホールの横幅がキツイかもと思いつつ投げてみたら、親指が抜けず、転びそうになってしまった。

これはサイズ調整しないとダメだと思って、ゴリゴリとサムソリッドを削って、サイズ調整した。1年ぶりぐらいに投げたのだけど、その間に親指がさらに太くなってしまったようである。

最初のゲームは、親指の抜けを確認しつつ、インサートテープなども調整をつづけ、なんとなくストライクコースをつかんで終了となった。

その後、5ゲームをこのボールで投げたのだけど、ハイゲームは236でアベレージでも220を超えていた。

投球の分析

比較的強いボールということもあって、立ち位置は21枚目のインサイドから外に出して投げる投球ラインを選択した。このボールを投げる前は、ソリッドの非対称コアのボールを投げていたのだけど、それよりも2枚程度、インサイドに入っている。それだけ曲がりの強いボールになる。

手前の走りもよく、ドライゾーンでレーンにしっかり噛んで、グイグイと曲がってくれて、理想的な入射角度でポケットに入る。多少の外ミスもきくし、ストライクが取りやすい印象で、スプリットも一つも出なかった。

ボールの動きを観察していると、コアの起き上がるタイミングがちょうどよい。ドライゾーンに入ったところですぐに、向きを変えてきて、起き上がりの速度もちょうどよく、理想的な入射角度でポケットをつくことができる。

コアの特性もあるのだろうし、ドリルレイアウト的にも走りとキレ(ドリル角とVAL角)がいいバランスになっているのだと思う。

3ゲームぐらい投げたところで手前のオイルが削られてきたので、2枚さらに内に入ってフッキングポイントは同じところに向けて投げたのだけど、やっぱり、しっかり曲がりが出て、ストライクを続けることができた。

まとめ

2年前のボールではあるけど、しっかりオイル抜きをして保管していたし、もともとコアも強いボールなので、劣化はさほど感じず、まだまだ投げられるなと思った。

また、最近はカバーが強めのパールのボールは投げていなかったのだけど、オイルが薄くてもしっかり走るし、奥の曲がりも出るので、こういうボールの方が高スコアを打てるのかもしれないと思った。

それと、ドリルレイアウトもまだ模索が必要なのかもしれない。