ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

曲がりの弱いボールで外から攻める

本日の練習は、オイルの段差の少ないレーン対策ということで、カバーの弱いボールで、外からまっすぐ投げる練習をしてきた。最近は、内から投げることや、ちょい出しで投げることが多かったので、コントロールが定まらず、かなり苦戦した。

曲がりの弱いボールの特性

自分のボールラインナップで、曲がりが弱いボールというのが、実は、ほとんど持っていない。スペックで見ると、カバーが弱いボールは複数あるのだけど、⊿ RG値が0.053とかになってしまう。ただ、高慣性にドリルをしている古いボールがあったので、奥まで走らせることで、曲がり幅を狭くしようと思って、そのボールをチョイスした。

カバーが弱い=曲がらないというわけではないことに注意したい。むしろ、手前が走ってパワーロスしない分、バックエンドでの曲がり幅が大きくなることが多いというのが自分の印象になる。

曲がり幅は⊿ RG値の低いボールの方が曲がらないので、本来は、カバーが弱いか中間ぐらいで、⊿ RG値の低いボールの方が外から投げるには適している。

ただ、⊿ RG値が低くてもカバーがミディアム以上のコンディション向きのボールだと、手前からぐんぐんと時間をかけて曲がっていくので、結果曲がり幅が大きくなることもある。

投球の状況と結果

フレッシュのレーンで投げるのは向いていないと思ったので、手前が削られてきた8ゲームから投球開始した。

最初は外からちょい出しで投げてみたのだけど、奥での曲がりが弱く感じ、立ち位置を外に変更していくも、外に立ちすぎると刺さってしまう状況で、ストライクは、2,3個しかでない。

その後、外から板目に沿ってまっすぐ投げることにして、立ち位置を内に1枚づつ変更してアジャストしたところ11枚目ぐらいをまっすぐで、かつ球速を入れた状態でジャストポケットになった。ボールの特性上、走っていき、曲がり幅が狭いので、11枚目ぐらいのフッキングがちょうどよいみたいだった。そのラインにしっかりボールを乗せてると、ピンアクションもよいキレイなストライクが取れた。

ただ、久しぶりに板目まっすぐの投球をしたこともあり、がんばってもターキーまでで、ちょっとのリリースのブレで10ピンが残ったり、スプリットになったりで、幅を感じることはできず、200アップならずだった。

その後、やっぱり出してみるかと思って、内に5枚ぐらい寄って、11枚目のフッキングポイントに向けて投げてみた。結果、これが一番、幅があるラインとなり、225を出すことができた。

まとめ

板目まっすぐに投げている場合、コントロールの精度が要求されるというのが本日の感想になる。外1枚のずれがぎりぎりストライクというぐらいの幅だった。たぶん、前半7ゲームで中盤のオイルを削ってしまっていて、変化が割と大きい状態になっていたのだと思う。

その後の内から出したときには、オイルの上をある程度走りつつ、外ミスでも戻ってくるし、内ミスでもオイルに乗るという理想的なオイルの段差を使えたので、ストライクも多く出せたしスプリットもなかった。ボールの特性としても⊿ RG値が大きめなので、ある程度曲げて入射角度をつける方が向いていたのかもしれない。

曲がりの弱いボールは、もう1つハイブリッドのボールがあるので、次回は、外からまっすぐ作戦で、このボールでも練習してみようと思う。