ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボール選択が難しいレーンコンディション

先日のリーグで投げたレーンが、またしても苦手な44フィートのオイルが薄いレーンになる。今度こそはと思って、たぶん、これが正解なんだろうというボールで投げてみた。ところが、思ったようなボールの動きではなく、ゲームが進むごとの変化もあって、やっぱり難しかったという話を書いてみたい。

ボール選択

これまでの状況から、カバーの弱いパールのボールでかつ曲がり幅をあまり出さずに外から投げるのが正確だと信じて、最初のボールを選択した。

練習投球で投げてみると、外から投げているのに曲がりが足りず、抜ける感じになる。立ち位置をどんどん外に変更しても曲がらない。クロスぎみに投げると刺さるという状況で、ポケットにジャストに入る感じもなく、練習投球が終わってしまった。

やっぱり、このレーンは難しいなと思いつつ、投げ始めたのだけど、5枚より外を投げてもぬけていくので、15枚目ぐらいから、まっすぐ投げるということもやってみたが、やっぱり曲がらない。

4フレーム目ぐらいで、これはなんともできないと思って、手持ちのボールでもう少しカバーの強い(と言っても弱めのカバー)のハイブリッドのボールにチェンジした。

15枚目まっすぐに投げてみると、今度は、ちゃんと曲がってストライクになった。1段階だけカバーを強くしただけなのに、こんなに反応違うのかというのが驚きだった。

ゲームが進むごとの変化

アメリカンで投げているので2つのレーンがあるのだけど、オイル状態が全然違う感じで、片方は、5枚より外にボールが出ると曲がらない。もうひとつのレーンは、外に出した方が幅があるストライクが取れるという状況だった。

この状態で、2ゲーム目で212が出せたのだけど、後半から外に出すラインで投げている方のレーンが手前でボールが捕まっている感じになってきて、内に入っても状況があまり改善せず、スピードをつけてなんとかポケットに入れているという状態だった。

3ゲーム目で、一番最初に投げていた弱いパールのボールにチャンジすると、外に出すラインもスムーズに進み、今度はちゃんと曲がるという状態で、ストライクになった。

オイルが長いけど、薄いということで、フッキングポイント付近のオイルもだいぶ削られた結果だと思う。

15枚目をまっすぐに投げていたレーンも曲がりが強くなってきてはいたので、こっちも弱いカバーのボールの方が、投げやすくなっていた。ただ、弱くなった分、走るので、10ピンが残るという状況も多くなって200には届かなかった。

まとめ

このレーンの特性だと、ちゃんと合うボールを選択できないと、スコアメイクが難しいということなんだと思う。投球の特徴にもよるのだと思うが、こういうこともあるのかというのが新たな気づきだった。

通常、ボールの選択は、ある程度強いボールで投げはじめて、段々と内に入って、次は弱いボールに順番に落としていくというのがセオリーだと思う。

一方で自分の投球の回転、球速だと、このレーンだと強いボールだとボールの軌道が安定しないし、弱すぎると曲がらないという状態になる。ちょうどよいボールを選ばないと安定したスコアが打てないし、レーン状況の変化にあわせて、ちょうどよい強さのボールにチェンジしないとあわせきれない。

今回は、練習投球中に見極められなかったのだけど、次回に向けては、少ない投球数であうボールを見つけるということを集中してやってみたいと思う。