ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

曲がらないレーンでのボウリング

ボウリング練習をしていると、レーンのオイル状況によっては全然スコアが打てないこともある。自分の投球の幅がないことやコントロールも十分でないことが理由なのだけど、最近、どうにもならないと感じたレーンについて書いてみたいと思う。

とにかくボールが曲がらないと感じたレーン

レーンとしては、マイボウラー専用レーンなので、メンテナンス後は42フィートのハウスコンディションになっている。そのレーンでどんな人がどんなボールで投げていたのかはわからないのだけど、自分がそのレーンに入って投げ始めたときに、感じたのは、「とにかく曲がらない」という感覚だった。

20枚目ぐらいの立ち位置から外に出して投げてみると、ボールが手前で起き上がってしまい、そのままスーッと3番ピンの方に抜けていく。外で跳ね返ってくる気配ゼロである。相当に外、手前のオイルがない状況である。

しかも、7番ピンが残ったときに、外に立って、手前から曲げようと思って投げると、手前でボールレーンに噛んでしまい、そのままロールアウトしてまっすぐに進んでしまう。ここまで手前のオイルがすっからかんになっているレーンは久しぶりの経験だった。

ボールチェンジして、一番カバーの弱いパールのボールにして、投げてみるも、やっぱり手前で噛んでしまい、ロールアウトする。つまり、まったく曲がらない。

曲がらないレーンの対策

とにかくオイルを使わないとダメだよねと思って、内に入って、25枚目ぐらいからやや外に向けて投げてみた。手前でボールが起き上がりはしないのだけど、ドライゾーン付近でも曲がらず、抜けていく。

カバーを強くすれば、なんとかなるかと思いつつ、ソリッドのボールで投げてみるも、やっぱり曲がらない。どうやら、その付近のフッキングポイントのオイルが伸びてしまっているようである。

残る対策は少ないのだけど、絞って投げる作戦でフッキングをポケットのそばにして、立ち位置を調整しつつ投げてみるも、まったく幅が感じられない状態だった。絞ってもボールの曲りにキレがなく、必然的に立ち位置をぎりぎりまで右にして、投げているので、10ピンタップばかりになり、球速を少し落とすと、手前で捕まるし、速くすると、抜けていく。

ここまで投げて、150点以下連発の状態だった。

最後にとった方法

通常、ウレタンのボールなどで投げるときのラインになるのだけど、パールで割とカバーが強いボールで、大外の10枚目ぐらいに立って、そこから横回転を強く入れて、外の手前で曲げる方法で投げてみた。

ボールがちょっと進んだところで曲げて、そのまままっすぐに、ポケットまで進んでいくようなライン取りになる。このラインだと、多少、よろよろしているところはあるが、ポケットまで直進していき、なんとかストライクを続けて、204を出すことができた。

ただ、ちょっとの外ミスで、ヘッドピンに直撃してスプリットになってしまうし、大外の手前も時間の問題でオイルがなくなってしまうので、1ゲームが精一杯だった。

まとめ

こういうレーンに入ると、自分の投球の幅がないことや技術不足を感じる。本来は内に入って、オイルを使ってボールを戻したいのだけど、それには回転数が足りない。また絞って投げてもストライクが出せるはずなのだけど、それも回転数が不足しているし、コントロールの精度も不十分になる。

とりあえず、大外から投げて手前でフッキングさせる方法で後半は少しはマシなスコアになったけど、そのラインならいけるかもと気づくのも遅すぎで、課題を感じるボウリング練習だった。