ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

同じラインで投げられるゲーム数

ボウリングを数年やっている自分ではあるが、同じラインでどのぐらいのゲーム数が投げれるものなのか?という疑問は、未だによくわからなかったりする。上級者の人に聞いてみると、1ゲーム内でもラインは変更しないと対応できないという話もある。今日はそんなことを書いてみたい。

同じラインで投げられなくなる理由

ボールがオイルを削り取っていくので、バックエンドの曲がり方が弱くなってくるというのが一般的な理由になると思う。ドライゾーンにオイルが伸びてきてフッキングポイントを変えないと対応できなくるというときもある。

前に、センターのプロと雑談をしていたときに、ボールメーカがテストで使うロボットの話をしていて、同じ回転数で同じラインに正確に投げれるわけだけど、パーフェクトは出せないんだよと聞いた。つまり、パーフェクトを出せる人間は、1ゲームの中でもレーンの変化に対応してアジャストしているということになる。

同じラインで投げられるゲーム数の目安

1ゲームも同じラインで投げられないというケースは、ほとんどないというのが自分の感覚で、使っているボールによっては、4ゲームぐらい使えるということすらある。

何の要因でこのゲーム数の目安が、決まってくるかというと、同じ投球者であれば、レーンのオイル量と、ボールのカバーの強さで、決まってくる。

ソリッドでカバーの強いボールを投げていると、オイル量が普通だったとしても、1ゲームないし、2ゲームが限界かなというのが自分の感覚になる。

一方で、カバーの弱いポリッシュのパールのボールとかだと、4ゲーム以上も同じラインで投げられることもある。

また、回転数の多さも関係する。回転数が多いとフレアが多くでて、ボールの表面にオイルが付着する量が増える。結果、早くオイルが削り取られていく。

高スコアを出せる場合のライン

同じラインで投げられるゲーム数がせいぜい2、3ゲームだとすると、1日で10ゲームを練習で投球したとして、高スコアが出せるのは、2,3ゲームということでもある。

自分が得意としているラインというのが、誰しもあると思うのだけど、それが使えるゲーム数がその程度になる。

立ち位置を内に変更してオイルのあるところを使っていくようにアジャストしていっても、使っているボールの曲がり具合によって、ストライク率はやや低下してしまうのが普通なので、10ゲームやってアベレージで200を超えたとしても240点以上が出せる確率が高いゲームは、2,3ゲームではないかと思う。

立ち位置の変更にあわせて、ボールを適切に変更してければ、上記の限りではないけど、自分のように回転数がさほど多いわけでもないボウラーは、内に入ったときにストライクを量産することは難しいなと感じる。

まとめ

先日のボウリング練習で、ポリッシュではあるが、カバーの強いソリッドのボールを投げていて、1ゲーム目にラインを探って、2ゲーム目で258が出せた。もう1ゲームぐらい同じラインで投げれるかなと思って投げてみたが、中盤から途中でレーンに捕まってしまいポケットまで出せなくなってしまいスプリットが出て177までとなってしまった。

ボールのカバーの強さによっても変わるし、その人のボールの回転数によっても変わるので、一概に目安は見えてこないけど、ピンアクションが出ていないなと思ったら、ラインを変えていくこと考えた方よい。同じところに投げてもストライクは出せるものでもないという話でもある。