ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングの絞って投げるラインとは?

先日、開催されていた女子プロのトーナメント「THE OPEN」を見ていて、やっぱり絞って投げる練習もしないとなと思ったので、そんな話を書いてみたい。

絞って投げるラインとは?

ボウリングでストライクを出そうとすると、大きくは2つのライン取りがある。オーソドックスなのは、外(例えば、10枚目とか)に出して、戻すようなライン。通常、出し戻しとか言う。また、5枚目〜10枚目をまっすぐに投げて、10枚目ぐらいにフッキングポイントを持ってくるのも基本的には同じライン取りになる。

もう1つのライン取りが絞って投げるというラインで、25枚目とか30枚目とかのインサイドに立って、3番ピンにまっすぐに投げるようなライン取りになる。ヘッドピンの横で少しだけ曲げてポケットをつくようなライン取りになる。

絞って投げることが必要になるわけ

先日のTHE OPENの決勝戦とかを見ると、両プロともに完全に絞って投げていた。これはゲーム数を重ねたレーンだと、外のオイルの手前が削られ、かつ、先のオイルが伸びてしまって、外に出すと曲がらずに抜けていくような状態になっているためになる。

この場合に、ストライクを一定出そうとすると、絞ったラインの投球が必要になる。インサイドに入っているので、オイルを使ってボールを走らせることもできるし、ヘッドピン横のドライゾーンはオイルが伸びていることは少ないので、そこでボールが噛んで、少しではあるが、ポケットにボールが食い込んでストライクが取れる。

また、後半のゲームになってくると、内のオイルがやや伸びているので、それが逆に功を奏して、内ミスがやや効くという状態になっていて、少しは投げやすくなる。通常、この状態を内壁ができていると言う。

ボウリングで大会などに参加するレベルになってくると、この絞って投げるライン取りができないと、スコアを伸ばすことができないレーンコンディションにぶつかる。絞って投げてもある程度のスコアが出せることが、上級者の1つの条件であるような気もする。

まとめ

自分は、何十ゲームと投げるような大きな大会に参加してもいないし、予定もないのだけど、ボウリング仲間とアメリカンでゲームしていると、後半に、絞って投げてストライクをとっている上級者もいて、なんか憧れるラインでもある。

一時、練習していたのだけど、なかなか難しく、しばらく練習していない。難しい理由の1つが、結構、回転数が必要ということがある。後半のゲームではあるのだけど、内に入って、オイルを使うし、ヘッドピン前で急激に曲げる必要があるので、コアが強いボールでないとできないし、それなりの回転数もいるのである。

またカバーが強すぎると、手間で噛んでしまい刺さったりもするので、レーンのオイル状態にあった強めのパールのボールが適しているようなライン取りになる。技術としてのコントロール、回転、それとボール選択が全部マッチしないと、投げられないので、難しいというわけである。ただ、ここは、超えたい壁でもあるので、今後、午後にいったときに練習してみようと思う。