ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

いろいろなボールを使いこなす

ボウリングのボールの種類は特性の違いを考えたも種類が多いし、新しく発売されるボールは、新しい工夫が盛り込まれているので、また微妙な特性の違いがある。このボールの種類の中に、自分にあったボールというのがあるとも思うし、使うオイルコンディションによっても、合うかどうかも決まってくるのでなかなか使いこなすのは難しい。今日はそんな話を書いてみたい。

気にいるボールにはサイクルがある?

自分の中で、このボールいいねと思うボールが定期的に変わってくるという話になる。最初に気にいったボールは、ハイブリッドのボールだった。ほどよく走るし、バックエンドもしっかりレーンに噛んで曲がってくれるので、使えるレーンコンディションも多く、これさえ持っていれば、万能なんじゃないかと思って、しばらくはハイブリッドのボールばかりを使っていた。ハイブリッドのボールも、ソリッド素材とパール素材の混合率があるので、走りが出るパール多めのボールが好きだった。

その後、手前がさらに走ってバックエンドでキレのあるボールがいいんじゃないかと思い始めて、パールのボールを愛用するにようになった。

ここで、カバーが弱い場合で、非対称コアのボールを使うと奥で暴れてしまうことを感じ、対象コアばかりを使うようになった。

弱めのカバーのパール、そしてハイブリッドのボールがあれば、序盤から中盤ぐらいは、ストライクが多く続けられる状況になった。

そして、最近のお気に入りは、ポリッシュしたカバーが中間ぐらいのソリッドのボールになる。このボールは、序盤からも使えるし、中盤から後半で内に入ってもしっかりボールが戻ってくるので、ゲーム数が多くなってきても使える。そして、キャリーダウンが感じられても、カバーの強さで曲がってくるので、どんなときでも使えるという感想になっている。

1年単位ぐらいで、気にいるボールが変わってきていて、レーンコンディションによって、使い分けて、もっとも最適なボールを選択するということがある程度はできるようになってきた。

自分にとって難易度が高いボール

非対称コアのボールがカバーの種類を問わず、難しく感じる。非対称コアのボールはドライゾーンでの曲がり方が急激なので、投球の精度がシビアに感じるというのが理由になる。

ちょっとのコントロールミスで、スプリットになってしまうリスクが高いようにも感じる。ただ、これもレーンコンディションによっては、幅があるときもあるし、ボールのスペックによっても違う。

特に、外のオイルが削れてきて、内に入ってオイルのあるところを走らせる場合には、非対称コアでないと、十分な入射角度がでないこともあり、その場合には、カバーの強いパールの非対称コアのボールは活躍することがある。

ソリッドの非対称コアのボールは、Diff値が低いことが多く、それほど急激な曲がり方はしないので、カバーが強すぎない限り、ハウスコンディションでも十分に使える。一方で、あまりにカバーが強い場合には、最初から絞って投げるようなスタイルになり、今度は、Diff値が高くないと曲がりが十分に出ないという状態になる。この辺の加減が中途半端な回転数と、球速だとあわせずらく、カバーが強い非対称のボールなら、パールの方が使う場面があるという状況になっている。

最近ほしいと思うボール

非対称コアでカバーの強いパールかハイブリッドのボールがほしいなと思っている。最近のレーンのコンディションがキャリーダウンを感じることが多くなったこともあり、カバーの弱いボールだと、中盤以降に曲がりが足りない状況になっている。

ソリッドのボールでも対応できるのだけど、やっぱりキレがある曲がりでの入射角度を出した方がストライク率は高くなると思うので、そうすると、非対称コアが気になってくるのである。

非対称のカバー強めのパールのボールも2つぐらいは持っているのだけど、最近出てきている新しいコアや、表面加工(リアクターグロス、4kファースト)とかも気になる。

まとめ

自分にあったボールというのは、経験年数によっても変わってくるのかもしれないという話になる。そして、使ってボールの種類が増えてくると、別の種類のボールも投げてみたくなるという話でもある。

面白いなと思うのは、投球フォームが変わったわけでも球速が増加したわけでもなく、感じ方が変わってくるということだと思う。このレーンのオイルパターンだと、こっちのボールの方がよいということが、わかるようになってくる。

いろんなボールを使いこなした結果としてアベレージが上がっていると説得力があるのだけど、実はそんなに変わっていないというのも少し残念なところになる。ただ、ボールを変えると、こうなってストライクになるはずという読みがあたって、ボウリングの面白さが増すというメリットはある。