ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

困ったらハイブリッドのボール

ボウリングの練習や大会で、使うボールを悩んだ時、だいたい選択しているボールがハイブリッドのボールになる。特にハウスコンディションで使うのであれば、ハイブリッドのボールを1つ持っていれば、結構、万能なのではないかと思う。

ハイブリッドのボールの特性

ボールの表面素材が、パールとソリッドの混合になっている。ボールが2色になっていて、どちらかの色がソリッドでもう一方がパールになっている。配合比がボールによって違うのだけど、スペックから読み取れず、ボールレビュー動画みて観察するか、プロの解説に頼ってどういう特性なのかを把握する。

特性としては、パールのよいところと、ソリッドのよいところの両方をあわせもっているので、幅広いオイルパターンに対応して投げられる。パールのよいところは、手前がしっかり走ってくれるところで、ソリッドのよいところは、カバーが弱すぎず、適度にレーンに噛んで曲がってくれることになる。

利用しているボールでの投げて印象としては、パールのボールで反応が良すぎてキレがですぎるときや、オイル量がそこそこあって走りすぎる印象があるときなどにちょうどよいと感じる。また、どんなレーンコンディションでもストライクになるラインに合わせることができることが多く、最初にレーンのコンディションを見極める上で、ハイブリッドのボールを投げてみて、次のボール選択を考えるときには重宝する。

おすすめのハイブリッドのボール

使ってきたボールから考えるに、対象コアで、パールの配合が多いボールが扱い安く感じている。非対称コアでΔRG値が大きいボールもあるのだけど、その場合、曲がりすぎで、ストライクが量産できる可能性があるが、結果、使うタイミングが限定されてしまうので、先に書いたような万能性が少し薄まってしまう。非対称コアを選ぶならパールかソリッドに振り切った方がよいと思う。

また、ソリッドの配合が多いボールは、手前からレーンに噛んで曲がろうとするので、オイリーなレーンでないと威力が発揮しずらく、ボールの動きも、ソリッドに近くなってくるので、それなら、カバーの弱いソリッドのボールを使った方がよいという印象になる。

ハイブリッドのボールの利用タイミング

序盤でレーンの状態を把握するために投げるという用途もあるが、中盤から後半にかけてもいろいろ活躍する機会がある。

特にパールのボールで先の動きがあまく感じるような時間帯で、手前のオイルを使いつつも、ポケットを確実にねらうようなときに、ハイブリッドのボールの安定性に助けられることが多い。対象コアのボールでソリッド素材も入っているので、レーンの中盤からゆるやかにレーンに噛んで曲がってくれるので、少しぐらいキャリーダウンが発生したレーンでも対応ができるし、内に入って、オイルを使っても抜けていくようなこともない。

まとめ

自分のボールラインナップには、だいたいいつも、ハイブリッドのボールが一つは加えている。困ったときには、このボールという感じである。ハイブリッドのボールでもカバーが弱いものから強いものまで幅があるのだけど、自分としては、中間から弱めを使っていて、他のボールであわせずらさを感じたときに、ハイブリッドのボールが活躍してくれている。

パールとソリッドのどっちつかずという動きではあるが、その中間がほしいときに活躍してくれることが多いので、まだ使ったことがない人や、初心者で次のボールは何にしようかなと思っている人がいたら、参考にしてほしいなと思う。