ボウリングのすすめ

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ボウリングで7番ピンが残る疑問

自分でも今ひとつわかってないのが、この7番ピンが残ってしまうことである。今のジャストポケットっしょと思っても、7番がポツンといることがある。なんでなんだろうと考察しながら書いてみたいと思う。

一般的に7番ピンが残る理由

7番ピンは、多くの場合は、厚めのポケットで残る。通常は、1番ピンが2番にそして2番ピンが4番にあたり、最後、4番ピンが7番を倒す。ドミノ倒しの原理になる。

ポケットにボールが入って、1番ピンに当たったところの位置が、厚めだと、1番ピンがやや2番ピンの右に当たり、その後、2番ピンが4番ピンの左に当たり、4番ピンは7番に当たることなく、右側に飛んでしまう。

もう1つ、薄めのポケットでも7番ピンは残る。薄めだと1番ピンが左側に飛ぶので、その後2番ピンの左にあたり、2番ピンは4番ピンにもあたらずに8番ピンに飛んでいく、その後、ボールが5番ピンの右側にあたり、5番ピンが左に飛んで4番ピンを倒す。これはピンアクションを見ているとすぐにわかるので、ああ薄めだったとなる。ピンアクション次第では、7番ピンも倒れてくれるので、これだと納得の7番ピン残りになる。

ジャストポケットに見えて7番が残る理由

基本的には厚めにポケットヒットなのだと思う。ピンアクション的には、1番→2番→4番までは、倒しつつ、4番が7番を倒してくれていない状態である。

ここで、ポケットに厚めに入っているという状況とあわせて考えるべきことがもう1つある。それは、ボールの球速になる。ボールがピンに当たったときの衝撃は、基本的には、球速と回転数で決まってくる。

しっかり球速がありボールがパワーロスしていない状態でポケットヒットすれば、ドミノ倒しの勢いが強いので、より直線的に勢いよくピンは飛んでいく。

自分の場合、後半のゲームで7番が残ることが多い印象なのだけど、これは球速が足りてないという原因のような気がする。本当のジャストポケットであれば、ストライクになるが、やや厚いという微妙な状況で、7番が残るということになる。

また、ボールの入射角度の影響があるのかというと、たぶん、それはないと思う。入射角度が不十分だと、ボールが5番ピンを倒せないとかの状況はあるが、7番ピンに関しては、ボールが1番ピンに接触しているポイントだけの問題で、1番ピンが飛ぶ方向が決まるので、入射角度は関係ないと思う。

それと、やや薄いという微妙な状況で7番が残る可能性もあるにはあるが、その場合、10番ピンがより多くの確率で残ってくるので、7番ピンがポツンといるということは起こりにくく、むしろ7−10とかなる。

まとめ

いろいろ考えてみて、結局、球速の問題という結論になった。これは、後半のゲームで手前のオイルが削られてきて、やや球速が落ちてくる状況の攻め方を考えないといけないということでもある。

むしろ薄めを狙った方がストライク率は高いかもしれない。以前にも書いたのだけど、ストライクになる確率的には、ジャストポケットと別に、薄めの方でもそれなりに高くなる。ジャストを狙い過ぎてスプリットになってしまうケースもあるので、後半のゲームは、あえて、薄めねらいというのもあるかもしれない。

実際、ボウリング仲間の上級者に聞いていると、大会とか局面によっては、あえて薄めのポケットを狙うということもあるということだった。ボウリングはなかなか奥が深い。