絞ったラインの投球でも練習しようと、午後からボウリングの練習に出かけてみた。午前中に投げている人によるのだけど、マイボウラーレーンに入ると、だいたい外側を使っている人が多いので、10枚目付近から外側のオイルがすっかりなくなっている。そんなときの練習になる。
ボール選択
絞って投げる場合には、そこそこカバーが強いパールのボールがよいので、そんなボールをまずは選択してみた。
20枚目付近から外に出してみると、手前から噛みはじめて、ぐんぐんボールが曲がる。すっかり外にオイルがないようである。
出し戻しラインのアジャスト
立ち位置を内に変更していき、25枚目ぐらいから10枚目ぐらいまで出すラインで、ちょうどよい感じでストライクになる。25枚目ぐらいからの中央にはオイルが残っていて、ボールのローリングトラックにもオイルがしっかりついてくる。
ただ、スピードコントロールがシビアで、少し球速が遅くなると、厚めポケットになる。このラインが自分の普通の出し戻しのラインになる。
絞ったラインへのアジャスト
立ち位置は変えず、狙うスパットを5枚ぐらい左にして、ちょうど3番ピンぐらいを狙って投げるラインになる。状況によっては、立ち位置も変える必要があるとは思うが、今回は、変えずに絞ってストライクになるラインがあった。
この状態は、ラッキーで、外ミスすると出し戻しのラインになるので、ストライクの幅があるということになる。
1ゲームを絞ったラインで投げていたのだけど、自分が通常、出し戻しているよりもタイトに投げるというのがなかなか難しい。基本的には、スイングのラインをちょっとだけ狭くするイメージになるのだけど、なんとなく窮屈な感じがする。
ストライクはダブルまでがなんとか出来たという感じで、安定させることは難しかった。
絞ったラインの場合には、内ミスがほとんどきかない。レーンのオイル状態によっては内壁があることもあると思うのだけど、通常のハウスコンディションだと、そもそものオイル量が少ないので、内ミスすると、裏まで行ってしまう。
また、内ミスしなくても、ボールスピードが少しでも落ちると、手前でやや反応して厚めポケットになる。また、回転がしっかりかかってないと、ボールは右に抜けていく。
つまり、しっかり安定した投球ができて、コントロールがよくないとストライクを続けることは難しいということになる。
まとめ
絞ったラインで投げるときに、中央のオイルが多い時に、カバーがある程度強くないと、滑ってしまうと考えていたのだけど、ピン前までボールを運ぶことができる方が重要になる。ピン前までボールがくればドライゾーンになるので曲がる。
つまり、そこまでしっかり直線的に出せるかがポイントになる。そのため、ソリッドのボールよりは、非対称コアのパールでカバーが強いものが一番適していると思う。
ちなみに今回の練習では、後半のゲームではカバーを落として対称コアのパールのボールでも投げてみた。この場合でも、絞ったラインでもしっかり食い込みがでて、ストライクを出すことができた。対称コアのボールでも球速を少し入れれば、直進性がまして、タイトに狙うことができるというのは新たな発見だった。