ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

絞ったラインのボウリング練習

本日のボウリング練習のテーマは、後半で外が使えなくなったときに、内に入って絞ってストライクを取るである。最近、オイルが伸びて外が使えなくなってしまうことが多いので、その対策の一つでもある。

絞って投げるときのボール選択

過去にもいろんなボールを使って、絞って投げる練習をしてきたのだけど、自分としては、カバーの強いパールのボールが一番、投げやすく感じる。

ソリッドのボールを選択すると、球速が足りなくて、途中でレーンにボールが噛んでしまい、曲がりが足りなくなるか、手前から曲がり始めて裏までいってしまう。また、カバーが中間からやや弱いボールを使うと、内に入ってオイルを長く使うラインになるため、ボールがオイルに乗ってしまい、抜けてしまうことが多い。

そんなわけで、オイルの上を適度に噛みながらもしっかり進み、ドライゾーンでブレーキがかかって曲がるボール、つまり、非対称コアのパールのボールが一番使いやすいという結論になっている。

また、中央のオイル量の少ないときには、デルタRGの低い、対象コアのポリッシュのハイブリッドのボールもなかなか相性がいい。

絞って投げるときの投球の留意点

2つポイントがあって、一つはレーンの幅をあまり使わずに投げるということになる。25枚目に立って、20枚目のスパットを直線的に通して、ポケット前でクイっと曲げるというイメージになる。手前にオイルがないとさらに内に入ることになっても、スパットも左側に変更して直線的に、ポケットに向けて投げる。

二つ目は、横回転をしっかり入れるということになる。手前をスキッドさせつつ、ドライゾーンでボールにブレーキをかけて鋭角に曲げるためには、横回転がしっかり入っていることが重要になる。イメージとしては、球速を上げつつ、しっかりと手首を入れてリリースする。こうすることで、直線的に進むだけの球速と回転数を得ることができる。

本日の練習結果

前半のゲームでは、普通に外目のラインで投げていて、キャリーダウンが激しくなってきた後半の3ゲームを、内に入って絞って投げる練習をしていた。

ボールの動き的には、イメージ通りであるもののコントロールが定まらず、思ったとおりのイメージのストライクは、1回だけで終わった。1回しかできていないが、そうそう、これこれというボールの軌道を描き、ストライクが取れたことは気持ちよかった。

コントロールが定まらない原因もいくつか思い当たるところはある。普段、自分が投げているラインのイメージよりも角度が狭いので、ボールを外に出し気味になってしまう癖がついていることが一つの理由になる。体を開きすぎず、閉じた形で安定したリリースができるようになるためには、もう少し繰り返し練習が必要になると思う。いつもと同じぐらいの角度になるように、立ち位置を内に変更してみるというのもやってみたのだけど、これだと、曲がりが足りず10ピンタップという状態になってしまった。

もう一つの理由は、球速が一定になっていない点になる。コントロールに気を取られていると、助走とスイングのタイミングが疎かになってしまう。直線的に投げたいのだけど、カバーが強いこともあり、球速を入れないとボールが道中で反応して曲がり始めてしまうのである。

まとめ

体を閉じつつ、球速を一定にして、横回転を入れた投球で、コントロールもよくするということをしばらく練習していこうと思う。

一般的に、ボールを出していくときの腕を振る角度(上半身の向き)は、得意な角度というのができてしまうと言われていて、それよりもちょっと閉じるとか開くというのは、意識的に練習しないと、なかなかできるようにならないと思う。

スパットでみると、同じ立ち位置から数枚単位で通すスパットを変えるというような練習になる。この練習は、メンテナンスした直後のレーンでもやれるのだけど、その場合、外ミスがまったくきかないので、正確に投げられないとストライクにならず、難易度はとても高い練習になると思う。