ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングの上級者がすごいなと思うこと

普段でもボウリング仲間と一緒に投げていたり、リーグで投げているのだけど、上級者の投球を見ていてすごいなと思うことがいくつかある。そんな話を書いてみたい。

上級者の投球のすごいところ

回転、スピードは、当たり前のようにすごいので、それ以外を書いてみたい。

スイング

最初に思うことは、毎回のスイングのリズムや、フォームがブレないことだと思う。助走速度やスイングとのテンポなどが、ほんとうに一定なのである。そのため、球速も一定だし、コントロールもとてもよい。

自分でも割と得意なラインであれば、そこそこのストライクが続くことがあるけど、コントロールの精度は低い。

この違いを実感するのは、レーンのオイルの削られているラインを見るときで、本当に、ボールに着床からフッキングポイントまで、1、2cmの幅でまっすぐにオイルが削られている。

一方で自分のレーンを見ると、かなりバラバラで幅でみると10cm以上で、オイルが削られている。

日によっての調子の差がない

いつも上手ということになる。レーンコンディションが変わっても対応するし、今日は体調がイマイチという日ですら、220アベレージぐらいで打つ。

プロボウラーでも日によってや、調子の波のようなものがあると思うのだけど、その波があまり低くならない。投球フォームが完成されているということなのかもしれないが、いつ見ても楽しそうに投げているし、スコアも高い。

日頃からある程度、体を動かしているとか、疲れを残さないとか、しっかり体調管理されているのかなと思う。

上級者の話でへーっと思ったこと

「お腹いっぱいご飯を食べてからボウリングはしない」と聞いたことがある。大会などでも、軽く食べていくぐらいにしているそうである。自分のように適当に食べている人と比べると、やっぱり、体がどのように動くかに気をつけているのだと思う。

その他だと、リーグや大会で、アドバイスをもらったことをしっかり練習して、自分のものにしているというのがある。プロのレッスンを受けるというよりは、リーグで一緒になった上級者から気づいた点などをちょっとだけアドバイスされることがある。そんなアドバイスを全部覚えていて、自分でもそう思うことは、しっかり練習してできるようになっている。

例えば、ストライクが続いていたしても、次の投球は1枚、内に入った方がいいというアドバイスを受けたことがあるそうで、実際に1枚内に入ったところ、やっぱりストライクだったという話があった。

これは、ボールが道中で進んでいるときに、ちょっとだけ反応したことを上級者が見ていたそうなのだけど、自分では気づけなかったそうで、そのちょっとに気付けることと、先回りして内に入ることの重要性を学んだと言っていた。

まとめ

ボウリングで自分が思う上級者は、どんなレーンコンディションに入っても200アベレージを打てる技術や安定した投球ができている人になる。

このレベルになると、プロテストを受けても合格すると思う。一方で、プロテストに合格している人が常にこのレベルにいるかというとそうでもなく、若さとパワーでなった人もいるし、調子の波があって、悪いときには、そうでもないという人もいる。

仕事でボウリングしているのと、遊びでボウリングしているのを比較することはナンセンスだと思うけど、楽しいと思ってやっている人には、どこかで敵わない部分が出てくるような気がする。

実際、プロとのチャレンジマッチでも、ボウリング仲間の上級者がスコアで負けたことは見たことがない。自分のまわりにそういう上級者がいていろいろ教えてくれることは、ありがたいことだなと思う。