ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

いろんなオイルパターンで投げると上達する?

ボウリングの上級者からよく言われていたのが、『大会とかに出場して、いろいろなオイルパターンを投げると上達するよ』という話がある。いつものセンターで同じようなオイルパターンのハウスコンディションで投げていても、上達はしないのか?という疑問もあって、そんな話を書いてみたい。

いろんなオイルパターンで投げると上達するか?

経験からの結論を書くと、ある意味においては上達すると思う。ある意味と書いた部分は、オイルコンディションを読む技術があがるという部分になる。結果、このオイル状態だと、このボールをこのラインで投げればストライクがでそうだなとかの、技術も身についてくる。

また、そのラインに投げるためには、そのラインに正確に投げられる技術や、サイドローテーションを入れて投げる技術も必要になってくるので、そういう練習をするようになり、身につけている技術の幅が広くなってくる。

ハウスコンディションで投げていると上達しないのか?

これは、そんなことはないと思う。ハウスコンディションでも時間帯や、前に投球していた人の影響もあり、オイル状態は変化しているし、自分一人で投げていても、投げ続けるとオイル状態は変化してくるので、それに対応したアジャストが必要になる。

そういう意味ではオイルを読む技術や、それに対応する投球方法の技術は身につくと思う。

また、そもそも正確に同じところに投げる技術や、10ピンカバーなどは、オイル状態にほぼ関係ないので、フォームを固めるまでは、むしろ、同じようなコンディションで練習した方がよいのではないかとも思う。

ただ、1つだけ、違うことがあって、スポーツコンディションや、ショートコンディションのようなオイルパターンは、ハウスコンディションとはまったく違う感覚になるので、そういうレーンに対応するためには、そういうレーンで練習しないと、攻略は難しいと思う。

ただ、大会で上位に入りたいとか、競技ボウリングで成績を出すことを目標にしていないのであれば、ハウスコンディションで練習して、アベレージ200以上を出して、気持ちよいストライクを出すことは達成できる。

まとめ

いろんなオイルパターンで投げた方が、上達スピードが速いということはあるかもしれない。ただ、これは結構、上級者向けのアドバイスだと思う。思ったところに思ったような回転で投げられる安定したフォームが身についた後になる。

難しいオイルパターンだと、思ったようにストライクが取れないので、くやしくていろいろ試行錯誤して考える。考えた結果、工夫が生まれ、それが技術の幅になっていっていると思う。

ハウスコンディションは、幅があるストライクのラインがあることがほとんどなので、考えるという行為が、やや浅くなってしまう。今日は調子悪いなとか、今日のレーンのオイル状態がなんか変だなぐらいで、次回、がんばろうになってしまいがちだと思う。

一方で、ハウスコンディションでもなぜいまスプリットになったのかとか、なぜ、あそこで曲がらないのか?などを真剣に考えて試行錯誤すれば、ちゃんと上達していくと思う。