ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

上級者のボウリングをみていて思うこと

毎週末のボウリング練習で、ボウリング仲間(上級者)とアメリカンで投げていたり、週1回のリーグで、アベレージ200以上の上級者と投げているが、そんな上級者を観察していると思うことがいくつかある。今日はそんな話を書いてみたい。

上級者の特徴

1.コントロール

最初に感じることは、とにかく、コントロールがよいということになる。特に思うのが、ストライクのラインを見つけたら、ほぼミスすることなく、繰り返し同じ球速、回転数でそのラインに投げ続けることができる技術がある。

助走とスイングのバランスが一定で、かつ、リリースも安定している。そのため、ここぞというところで、ダブル、ターキーを持ってこれるので、200点以上を常に出すことができている。

また、コントロールがよいので、スペアミスすることもほとんどない。10ピンの精度もほぼ100%で、オープンフレームになることがほとんどない。

2.球速と回転数

球速と回転数を見ると、超上手という上級者は、球速も速いし、回転数も多い。特に回転数が多いという特徴がある。これは、ボウリングでは特に有利で、スプリットになることがほとんどない。回転数が多ければ、ピンアクションが出るので、なんだかんだで倒してしまう。

また、10ピンが残りそうな入射角度であったとしても、ピンアクションでメッセンジャーが飛んできて倒してしまったり、4番ピンがぽてっと前に倒れて2番ピンを倒してしまったり、薄めでも厚めでもストライクになる可能性も高くなる。

そうすると、ターキーがフォースになり、フィフスになるなどして、さらに高得点になる。

一方でアベレージで200点を超えている上級者でも回転数がそんなに多くないという人もいる。そういう人の特徴は、球速がある程度以上あって、かつ、回転軸がよいという特徴がある。フッキングポイントまでしっかりボールを出して、理想的な回転軸で曲げることができていれば、ジャストにポケットに入れてストライクを量産することができる。

どんなレーンコンディションでも対応できるかというとそうでもないが、通常のハウスコンディションであれば、理想的な回転軸(縦回転多め)で投げることでしっかりとした曲がりが出せるので、それでも十分に対応できるということだと思う。

3.レーンの変化の見極め

これも上級者の特徴として大きいもので、自分の投げたボールの動きを観察して、レーンのオイル状況の変化を見極めることができている。

そのため、適切なタイミングで、ラインを変更したり、ボールを変更することができ、結果、安定したスコアを維持することができる。

投球が安定しているので、ボールの動きの影響がレーンの変化だけになるという技術の高さがあるからできることでもあるが、1球投げた結果で、次にどのように合わせればよいのかが判断できる経験がある。

レーン移動があって、難しいレーンに最初にあたると、1ゲームはロースコアを出してしまう可能性はあるが、連続で3ゲームやるというような大会だと、最初はレーンメンテナンス直後だし、変化も予測できるので、自分のボールの動きだけをみていれば、スコアを崩すことなく、アジャストする。

まとめ

上級者の人でも年齢でみると60歳を超えている人もそこそこいる。全盛期のスピードと回転はなくても、レーン変化を読んで、適切なボール選択ができれば、十分に通用するというのがわかる。自分は、球速も回転数もそこそこなので、そんな人たちのボウリングスタイルを参考にして、上級者を目指したいと思う。