ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングで思った通りにボールが曲がらない原因

先日のリーグで雑談しているときに1、2ゲーム目は、割と思ったとおりに曲がるけど、3ゲーム目ぐらいになると曲りすぎてしまうという話を聞いていた。さらに、内に入って投げると戻りがあまく抜けてしまうので、どうしたらいいか?というような話になる。

ボールが思ったとおりに曲がらない原因

通常の自分の投球での曲がり方に比べて、曲がりが足りない、曲り過ぎると、それぞれがあるのだけど、どちらも原因は、オイルの使い方にあると思う。

冒頭の話だと、1、2ゲームでは曲がっていたけど、3ゲーム目で曲りすぎるという状態は、オイルの手前が削られてきて、ボールがフッキングポイントまでスキッドできず、途中でレーンに噛んで曲り始めていることが原因になる。

この対処としては、立ち位置を内(左)に変えて、オイルを使いながら同じフッキングポイントまでボールを出していくようなラインに変更することになる。ただ、この対処をすると、オイルに乗ってフッキングポイントで戻ってこない状態になることもある。原因としては回転数が足りず、ドライゾーンで十分な曲りが得られてないということになる。

この課題は、自分でもあって、内にどんどん入っていくと、どこかで同じような状態になる。フレッシュなレーンではじめた場合だと、10ゲームを過ぎたあたりからあやしくなる。この3ゲーム目なのか10ゲーム目なのかは、回転数の違いになる。

対応策

大きくは2つあると思う。一つは、ボールを変えるということによる対処で、これが一番簡単だと思う。具体的には、カバーの弱いボールに変更して、曲り過ぎてしまうラインで投げても、スキッドさせて、手前から曲がらないようにするという対策になる。

ボールの種類でも単純に強いボール、弱いボールと表現されるときは、だいたいコアの特性を言っていることが多い。カバーが弱くて、コアが強いというボールもあって、そういうボールは、手前がしっかり走って、ドライゾーンで大きくしっかり曲がる。

2つ目の対策は、内に入ったときに、フッキングポイントを変えるという作戦になる。絞って投げるという対策もあるけど、それはそれで球速が必要になるし、オイルが厚いところを投げるので、しっかり曲げるためには回転数も必要になるので、やや難しい。

そこで試したいのが、フッキングポイントを手前にするという対策になる。通常オイルは凸型にひかれているので、段々になっているオイルの薄いところは手前側にもある。曲がるポイントを手前にして、そこからポケットまでまっすぐに届くように投げる。

フッキングポイントは左右にずらすだけでなく、前後にもずらせるので、手前で曲げるという対策が有効な場合も多い。

まとめ

ボウリングで中級者から上級者の間の違いは、このライン取りや、ボール選択が、オイル状態によって適切にできるかという部分が大きいと思う。

状況によって200点は出せても、一定以上の確率で出せるかや、レーンのオイルパターンが違っても出せるかは、投げ方も重要ではるが、レーンのコンディションを読んであわせるスキルの方がより重要になってくると思う。