ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

古くなったボールをポリッシュしてみた

3年ぐらい前のボールになるが、ハイブリッドのボールで、カバーも割と強くて、よく曲がるボールだった。ソリッドの配合比が高い感じで、レーンによく噛むので、ときどきサンディングして、オイル量の多いときに使っていた。しかし、さすがに3年も使っていると、メンテナンスしたとしても、曲がりも弱く感じて、投げる機会も減っていた。

古くなったボールのポリッシュをしてみた理由

古くなったボールは曲りのキレが減ってくる。そんな状態でカバーがレーンに噛みすぎると、手前でのパワーロスが多くなり、もっと曲りが弱くなってしまう。

そこでポリッシュして、手前を走るようにしたら、少しは曲りが出るのではないかという期待になる。コアは、結構強いので、コアの力で曲がってくれれば、まだまだ使えるかもしれない。

コアの数値としては、以下の通りで、結構、強い。

RG 2.482

ΔRG 0.051

InterDiff 0.018

古くなったボールの使い所

最近、ボウリング練習をしているときに、だいたい2つ、ないし3つのボールを使って練習しているのだけど、1つは、2年ぐらい前の古くなったボールになる。

ハウスコンディションで、レーンにオイルが少ないと感じるときや、練習でも後半の6ゲーム目以降ぐらいだと、古くなったボールぐらいがちょうどよく感じることも多い。

古くなったボールは、曲りの鋭さは、減っているものの、もともとのコアの強さがある程度あれば、表面のメンテナンス次第では、高スコアを出せることも多い。

この古くなったボールは、だいたいどれもポリッシュ仕上げにメンテナンスしていることが多い。一応、箱だしの状態の仕上げを確認しつつ、500番でサンディングして、その後、ボールの特性に応じて、1000番だったり、3000番でサンディングを入れて、最後に、ポリッシュする。

ポリッシュをすることで、先に書いたとおり、手前の行き足をよくして、曲りが減った分を補うという部分と、そもそもオイル量が少なめのときに、投げる用に使うという作戦になる。

まとめ

ボールのメンテナンスは、結構、時間もかかるし、面倒ではある。だいたい、1個のボールをメンテナンスするので、準備から含めると1時間ぐらいはかかる。

それでも、新しいボールだとキレすぎて合わせづらいということもよくあるし、古くなったボールでもコアの特性やカバーの特性の違いは、当然あるので、今のレーンコンディションに一番あいそうなボールはどれかな?というボール選択の幅を持って、練習に取り組めるというメリットもある。

それと、今のボールラインナップにない特徴のボールを、表面仕上げで作ってしまうこともできるし、少し前までに投げていたときによりも感触がよくなることもある。

古くなって使わないボールがあれば、ポリッシュだけしても効果はでないことが多いので、500番や1000番でしっかりサンディングして、その後にポリッシャーにかけるというのをやってみてほしい。