1年ぐらう使い込んだボールの曲がりを復活させるべく、表面加工をやり直して、練習で投げてみた。少し前に表面加工をやり直したボールは、よく曲がるようになったのだけど、今回は、そうでもなかった。オイル抜きもやらないとダメなのかもしれない。
ボールの表面加工のやり直し
今回のボールは、Storm社のもので、カタログをみると1500-grit-polishとあった。ややこしいのだけど、1500番のアブラロンパッドでサンディングするというものではなく、以下の手順で実施する。
- 500番で30秒サンディング
- 1000番で20秒サンディング
- 2000番で20秒サンディング
- 4000番で20秒サンディング
- ポリッシュ
なかなか、大変である。手持ちのアブラロンパッドで2000番がなかったので、今回、500番、1500番、3000番の3つでサンディングしてポリッシュした。
30分ぐらいやっていたと思う。ボールを上下右左と4面でサンディングしてくので、結構、疲れる作業になる。
ただ、このように粗い番手から細かい番手を順番にかけていき、最後にポリッシュすると、新品のようにボール表面がピカピカと綺麗になる。それは満足のいく結果だった。
表面加工をやり直したボールで投球
今回、表面加工をやり直そうと思ったのが、ドライゾーンに入ったときのキレがないどころか、曲がりがゆるやかになってしまった印象だったからになる。
ボールを使い込んでいると、表面に刻まれている溝がなくなり、グリップ力が低下してしまう。今回の番手でいうと500番がしっかり深く溝が入っている状態であれば、グリップ力が復活するはずである。
これで曲がりがでるはずと思って投げてみたのだけど、思いのほか、曲がりが戻らず、ゆるやからに曲がっていた。ゆるやかではあるが、レーンに噛んでいる感じはしていて、たぶん、手前のオイルがないところに、捕まってしまった結果の曲がりのゆるさだったのではないかと思う。最後にポリッシュしているとはいえ、サンディングでの溝がついているので、今まで以上に手前でボールがレーンに噛んでしまっているのだと思う。
それと、表面もややオイルを感じる状態だったので、オイル抜きもやる必要がありそうである。とりあえず、オイルリムーバーで表面のオイルは除去してみたので、次回、もうちょっとオイルのあるラインを投げて、曲がり具合を確かめようと思う。
まとめ
ボウリングのボールの寿命がいつなのかというのは、なかなか判断が難しい。このボールは、最初に使い始めたときに、すごい曲がるという印象だった。カバーが弱いので、よく走るし、コアが低慣性で、デルタRGも大きいので、パワーロスなくドライゾーンで、とてもよく曲がるという特徴のボールになる。
現在は、購入当初と比較すると、5枚は外から投げるイメージでゆるやかな曲がりになってしまっているのだけど、オイル量が少ないときには、まだまだ投げられるという感触になる。ただ、出番も少なくなってきたので、曲がりの復活を期待して今回、表面加工をやり直してみた。