長らく課題としてスプリットを減らしたいと思っていたが、ふと、最近のスコア表を見ていて、減ってるかもしれないと気づいた。スプリットを減らそうと思って、練習していたわけではないだけど、そういうこともしれないと思うことがあるので、少し書いてみたいと思う。
スプリットが減った理由
最近の練習で意識していることは、手前でボールがしっかり走って(スキッドして)いるかになる。
これは、ボールを手前のオイルのあるところを使えているかという点と、オイル量に対して、適切な強さのカバーのボールを選択できているかという2点がある。
これを意識して練習し出してから、明らかにスプリットが減っているように思う。
スプリットの対策として、ボールの勢いは重要で、手前でのパワーロスをなくすことができれば、ピンアクションがでるので、スプリットになる確率はかなり減る。
結果として考えると、そういうことなのだろうと思う。
また、最近は低慣性のボールが自分にはあってそうだということで、割と低慣性のボールを多めに使っていることも関係しているかもしれない。
低慣性のボールは、手前から転がり始めるという特徴があるのだけど、その結果、オイルのあり、なしに敏感でもある。そのため、オイルが道中にないところを通過させると曲りはじめてしまうので、ライン取りとしてもオイルのあるところを使う意識が強くなる。
そして、低慣性のボールだからなのか、回転数も多いように感じており、結果、ピンアクションもより強くなっている。自分の体感というよりは、一緒に投げているボウリング仲間から、回転数が増えているねと言われて気づいたことになる。
スプリットを減らす方法
一般的に考えて以下の3つがある。
- 球速をあげる
- 回転数をあげる
- ボールを重くする
- オイルを使う
この2番目と4番目が、低慣性のボールを使うことでできた結果、減ったということが自分の場合のスプリットを減らす方法になる。
自分は、14ポンドのボールを使っているのだけど、やっぱり15ポンドにしないと減らないのかな?と思っていたが、そんなことはなかった。
そして、球速もスピードアップを課題として感じていたが、これも今のそこそこの球速でもいいのかもしれないと思った。手前からオイルを使って投げていれば、それだけで球速はキープされるので、オイルのないところを力一杯投げるよりも、効果は高いとも思う。
まとめ
スプリットは減ったが、なくなったわけでもないことを補足しておく。7−10が出てしまうこともあるし、ラインを読み違えて、抜けてしまった結果スプリットになることもある。
一方で、ポケットから少しはずれたぐらいで、スプリットが連発するようなことはなくなったという感じである。自分は、ラインでみると、外から投げることが得意なので、ついついオイルが削られてきても外から攻めるラインを選択してしまうことが多い。
それでも弱いカバーのボールであれば、なんとかなることもあるが、やっぱり状況に応じて、内に入って、オイルを使う方がよいということなんだと思う。その際に、回転数もそこそこなので、曲りが足りないという課題もあったのだけど、これはこれで、コアの特性に頼るとか、球速を落とすなど、いくつかの対応策がある。
ボウリングは繰り返し練習していれば、なんらかの自分にあった対策が見えてくるものなんだなという新たな気づきでもあった。