ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

アベレージの向上にはボール選択が重要

先日のリーグで、久しぶりにアベレージで215という高得点ができた。まわりで投げているボウラーと比較したときに、ボール選択がよかったのかなと思う。このボール選択次第でレーンの攻略難易度は結構、変わると思うので、そんな話を書いてみたい。

ボール選択の考え方

ボウリングを始めたころは、このボールが好きだなとか、前に高スコアが出せたとかで、選択していることが多かった。ボール選択でのポイントは、得意なボールではなく、そのレーンにあったボールを選ぶということだと思う。

このボール選択次第で、レーン攻略の難易度は結構、変わるので、アベレージの向上を目的としてる場合や、大会などで高成績を出そうとすると、重要な点になる。

ボール選択で考えることは、以下の3つぐらいになる。

1.オイルパターン表を眺めて、ボールのあたりをつける

2.練習投球や1ゲームを投げてみて、ボール変更するか考える

3.ポケットへの収まり具合からよりストライク率が高そうなボールを選ぶ

前提として特性の違うボールを3つぐらいあるというのが理想になる。特にカバーの強さが異なっているボールがあることがポイントになる。

先日のリーグの状況

オイルパターンは、ラウンドワンフェスコンディションだった。42フィートで、オイル量は少なめなことが多い。オイルが少ないとかなり苦戦しているパターンになる。

ベンチマークとしてやや弱めのカバーのハイブリッドのボールを選択して、練習投球で投げてみたところ、通常感じているよりオイル量が多く感じた。まわりで投げているボウラーも速いなという感想を言っていた。

自分的には、速いと感じるほどのオイル量ではないが、いつもの激遅の状態でないので、安心してこのボールでちょうどよいと判断した。もし、オイルがもっと少なかった場合には、ドライ用のボールで外から攻めるか、内に思いきりよって、カバーの強いパールのボールで投げようと思ってボールは準備していた。

ゲームが開始し、投げ始めてみると、思ったよりも外もボールが走り、ポケットに薄めに入るか、入射角度が足りず、10ピンタップすることが多かった。1ゲーム目は200に届かずに終わった。

ボールの走りと曲りに問題はなかったので、少し手前から外に出すことと、スピードを少し落とすことで、走り過ぎを防止しつつ、入射角度を出す作戦にした。これが当たって、6連続ストライクを含む、ノーミスゲームでハイゲーム255を出せた。

もしかすると、もう一つ上のボールで投げてもよかったのかもしれないけど、手前のオイルの削れもあまり感じず、3ゲーム投げれたので、結果としてはよかったのだと思う。3ゲーム目はアンラッキーの8番ピン残しなどもあり、208で終わった。

まとめ

まわりで投げているボウラーの状況を見ていると、抜けてしまうか、スプリットになっている様子が多く見られた。これは、自分の投球スタイル(球速、回転数)からして、そのレーンのオイル状態にあっていないボールを選択しているためだと思う。

特に、レーンが速いと感じて、カバーの強いボールを投げている人に、スプリットは多かった。弱めのパールで外から投げている人は、オイルに乗ってしまい抜けてしまっている状態も見られた。技術的にはスピードを落とすか縦回転強めで、曲り位置をもう少し手前にしたいところなのだけど、使っているボールがあってないと、安定したスコアを複数ゲームで出すことはとても難しい。