ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

グラチャン2023決勝大会レーンを投げてみた

本日のボウリング練習は、ラウンドワングランドチャンピオンシップ2023の決勝のオイルパターンのレーンを投げてみた。このレーンは、オイルパターン表もネットに公開されているので、オイル量など、正確わかる。プロが投げている動画もみたことがあるのだけど、難しい方になるのではないかと思う。

オイルパターンと対策

オイルパターンは、42フィートとミディアムぐらいの長さなのだけど、オイルの厚いところが24フィートまでしかなく、32.5までフォーワードのみのオイルで、そこから先は、Buff(オイルを伸ばしている)になっている。そして、外も2枚目までしっかりオイルがひいてある。オイル量も29.85mlで、そこそこ多い。

このオイルパターンから見えてくるのは、ショートコンディションに近いようなレーンになっているということである。そして、外までオイルがあるので、スポーツコンディションのショートパターンと思って投げるイメージに近い。

そうすると、対策としては、ウレタンのボールで外から攻めるというのがよさそうである。

実際に投げた感想

投げてみた印象としては、確かに外までオイルがあるし、ショートコンディションに近い印象で、想定どおりではあった。ウレタンのボールの曲がり幅でちょうどよい印象になる。

序盤の4ゲームは200アベレージをキープできたのだけど、5ゲーム以降から、手前からフッキングポイントまでのオイルがすっかり削り取られてしまい、なんとも攻めいづらいレーンとなってしまい、とても難しかった。こんなレーンで、ストライクを連発するプロは本当にすごいなと思う。

ウレタンのボールで投げていたのだけど、オイルが削られてしまうと、手前で捕まってしまうので、ボールの勢いがなくなり、スプリットが多く出てしまう。かと言って、内に入って投げようとしても戻りがあまいので、充分に戻せなく、スピードのちょっとした違いで、ボールが大きく動いてしまい安定しない。外から投げるとロールアウトするか、裏までいってしまう状態で、どこ投げたらいいの?という状態になった。

一応、対策として、ソリッドのボールも持っていたので、後半になって投げてみたけど、びっくりするぐらい曲がらないという結果になった。手前で起き上がっているわけでもなく、スキッドしているのだけど、ドライゾンでほぼ曲がらない。たぶん、ウレタンのボールでオイルを伸ばしてしまった結果だと思う。

この状態で攻められる方法としては、ある程度、走ってカバーのやや強いボールを絞って投げるぐらいしか思いつかないが、試す元気もなく終了した。

まとめ

久しぶりにウレタンのボールを投げてみたのだけど、外までオイルがあるようなレーンだと、やっぱり扱いやすいというのは感じた。一方で、ウレタンのボールは、オイルに強いので、いつも以上に球速を上げてなげないと、ポケットに入れてもストライクにならなかった。回転とスピードのバランスが、普段が1:1なら、ウレタンは、2:3ぐらいになるイメージだった。また、オイルがなくなってきたら、どうするのか?という点は、課題が残る。通常であれば、リアクティブのボールにするのだと思うけど、カバーが弱いボールでクロス気味に投げるのか、カバーの強いボールを絞って投げるのか、のどちらかなんだろうなと思う。