もう少し手前が走ってほしいという理由でポリッシュしたパールのボールがある。最近、走りすぎるかもしれないと思って、昨日、3000番でサンディングしなおしてみた。本日のボウリング練習で使ってみたら、とてもよかったので、そんな話を書いてみたい。
ボールの特性
もともと、箱だしが3000番のサンディング仕上げのボールになる。カバーも強く、曲がりも大きいので、オイルがあるときには、外に出して戻すことで入射角度も出て、ストライクが多く取れる印象のボールになる。
一方でハウスコンディションだと、手前のオイル量が少ないときは、道中でレーンに捕まってしまうことも多く、かといって、インサイドに寄りすぎると戻り切らないという状態だった。そこで、ポリッシュをかけて、手前を走るように表面加工をしていた。
この状態だと、やや外に立って、スピードを入れると、よく走ってくれるし、曲がりもでるので、それなりに使いやすくはなったのだけど、入射角度がやや足りないことや、そもそもキャリーダウンしやすくなってしまうという弊害があった。
やっぱり箱だしで、3000番仕上げなのも、納得ということで、オイル量がやや多いときに使うように用途を変えることにして、サンディングしなおした。
使ってみた印象
本日のレーンは、ややオイル量が多くて、ちょうどよかった。4ゲーム投げて、内2ゲームが、260アップだった。4ゲームの合計が931点だったので、かなり、いいスコアになる。
オイル量があると、しっかりと出せるし、ドライゾーンでの曲がり幅も充分なので、入射角度がでて、ストライク率がとても高い。そしてレーン状態がとてもボールにあっていて、外ミス、内ミスもきき、幅も広かった。
ストライクが量産できるパターンは主に2つあって、1つは、スピードに乗ったボールがピン前でキレるとき、もう1つは、外に振っていても、持続的に曲がり続けてピンを押し込んでくれるときになる。
今回は、後者のパターンで、そういうラインに向くボールとしては、やっぱりサンディング仕上げがよいのだと思う。
まとめ
ボールの表面加工次第で、自分の投球にあったラインで攻めることができるようになる。自分は、スピードがあまりないので、今回のように手前のオイルを使って、外に出して、大きく曲げることができると、ストライク率はかなり高くなる。オイルがないとなかなかできないのだけど、48フィートとかのロングのコンディションでも同様のライン取りをすることが多い。
ボールによっては、もう少し幅を狭くして、スピードで倒すこともするのだけど、どっちかにはまらないと250点以上を出すことはかなり難しい。
ボールの表面加工は、ちょっと面倒ではあるのだけど、その一手間で、今、手持ちのボールが自分にあうように変化する可能性もあるので、一度、試してみてほしいなと思う。