ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

坂本詩織里プロのオイルパターン攻略

先日のリーグのオイルパターンが、苦手な坂本詩織里プロおすすめレーンだった。このレーンは44フィートとあるのに、長さをまったく感じないし、中央のオイル量も少なく感じ、どちらかというと遅いレーンという印象がある。

リーグのレーンとスコア状況

遅いレーンには、ソリッドの対称コアがよいという学びから、そのスペックのボールを選択した。投げてみると、それなりにオイルを感じるが、ローリングトラックに付着してくるほどはない。立ち位置をアジャストしていく、17枚目ぐらいの立ち位置で、直線的に外に出していくと、それなりに曲がるという感じだった。

やや不思議なのは、手前から外に向けて投げると、オイルに滑っているように見えて、まったく曲がらない。外の7、8枚までオイルが入っているのか?と思った。

手前から外に出さないように気をつけつつ、フッキングポイントを10枚前後でドライゾーンに向けて投げていたのだけど、ストライクになるときもあれば、曲がりがあまいときもあるという状態でボールの動きが安定しない。

アジャストしようとしていると、ボックスのメンバが外のラインのオイルをどんどん伸ばしていく。さらに曲がりが足らなくなり、立ち位置を外にすると、手前からオイルにボールが乗ってしまい、やっぱり曲がりがたりない。

伸びてしまったところを避けるように、内に入って、やや手前から外に出して曲げようとしたけど、やっぱり安定しない。まったく同じラインに、ほぼ同じ球速で投げないと、ポケットヒットしないし、ポケットにいっても10ピンタップも多い。

結局、3ゲーム投げて、すべて170点台で終わってしまった。

レーン攻略のための練習

ボールの動きが安定しないのは、通過しているレーンのオイルの使い方にあるのだと思う。凸型にオイルはひかれているのだけど、このオイル量だと、自分の球速と、回転数にあわないようで、まったく幅が感じられないのが難しさの理由になる。

リーグ後に、このレーンのしばらく練習したのだけど、ボール選択はあっているはずと思って、インサイドから投げるラインでも投球してみた。ちなみに、このレーンのプロのおすすめは、外から攻めろであり、まったく、違う方法になる。

リーグで外から投げていて、全然あわなかったので、内から投げてみたという話になる。

立ち位置としては、25枚目ぐらいになる。ここから外に向けて10枚目のフッキングポイントをねらうと、そのまま抜けていく。そのため、フッキングをヘッドピン側に寄せた絞ったラインで投球してみた。これも普段の球速で投球すると、道中でボールが反応してしまい裏までいってしまう。立ち位置をさらに内にすると、抜ける。

結局、絞ったラインで、かつ、いつも以上に球速を入れるという対策をしたところ、ストライクを続けられる状態になった。こんなところに、幅のあるラインがあるのか?という感じである。

44フィートのロングコンディションなので、PL31の法則では、フッキングポイントは13枚目になるので、そういうものなのかもしれない。

まとめ

インサイドから投げていると、遅さは感じず、44フィートなのかもしれないと思うボールの動きではあった。ただ、球速が必要で、いつもの自分の球速よりは2km/hぐらいはあげていた。回転数と球速のバランスをとって普段投げているのだけど、あえて、球速だけあげるとちょうどよいというのが、今回の発見である。

この球速で投げていれば、外から攻めてもある程度の幅は感じるのかもしれないけど、外のラインは使っている人も多く、オイルがどんどん伸びてしまうので、次回、このレーンになったら、インサイドから攻めるという対処をしてみようと思う。