ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングとスコアカウントの重要性

ボウリングのスコアで1桁目を一般的に「カウント」と言っている。カウントが悪いとか、カウントが一周したとかで使われる。そんなカウントについての話を書いてみたい。

カウントを気にする理由

マッチゲームで接戦になっているときなど、カウント差で負けてしまうとかもあるので、気にすることが多い。また、200点以上を出したいと思っていても、カウントが1周してしまうと、タブルが出ても200点に届かないとかもあるので、スコアメイクの上でも重要になる。

このカウントであるが、結局のところ1投目で倒したピンの本数が影響する。スペアの後に、6本しか倒せないとかになると、16点とかで、いきなりカウントが6になってしまう。

9本スペアが3回続くと、1点ずつカウントが減っていくので、19→18→17とカウントダウンしていき、ここで7点よりもカウントを落としてしまうと1周したという表現になる。

特に大幅にカウントダウンしてしまうのが、オープンフレームを作ってしまったときで、スプリットでビッグフォーとかをやってしまうと、1投目が6本で、2投目が2本とかになり、カウントは、マイナス6(1投目でマイナス4、2投目でマイナス2)になる。

カウントは調子のバロメータでもある

ストライクが多くでているようなゲーム展開だと、カウントは6以上になっていることが多い。スペアの後にストライクが出せれば、カウントは減らないし、ピンが残っても1本などでフレームが進むので、例えば6回ストライクが出ていれば、最大でもマイナス4で済むためになる。

これは直感的にも理解しやすいと思うのだけど、調子よくストライクが出せているようなときには、ピンが残ったとしても10ピンタップとか7番ピンのみとかになる。上級者の投球を見ていると、ピンアクションで倒していることが多いので、2本が残ることもあまりないように思う。

自分だと、2本残ってしまうこと(4−7番など)はちょいちょいあるのだけど、3本以上残るケースは、使っているラインが悪いか、投げミスなどがあるということで、よくない状態になる。オイルを使って投球できていれば、ボールのパワーロスも少なく、ポケットヒットしていれば、8本以上は倒れると思う。

カウントがよくない状態になったときに、使っているラインや、自分の投球フォームなどに課題があるのではないかとチェックしてみる必要があると思う。

まとめ

カウントを気にするということと、スプリットを出さないように気をつけて投げるということは、結構、似ているような気もする。オイルを使って、しっかり投げられていれば、どちらも防げるはずで、そのようにアジャストする技術を磨くということが、スコアの合計でなく、1投ずつでもチェックポイントになる。

220点などが出たとしても、途中で1投目に、6本とか7本とかのフレームがあると、課題があるということでもある。自分もスコア表を見て、1投目が全部9本だと、ちょっと嬉しい気持ちになったりもする。スコアの合計も重要だけど、途中も大事という話でもある。