ボウリングのすすめ

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ノーミスゲームは重要という話

ノーミスゲームを達成することは、結構難しいという話を少し前に書いた。スプリットや難しいスペアになるケースが発生してしまうというのが理由になる。

一方でノーミスゲームを実施することが、スコアメイクには重要になるというのは当然として理解できる。なんと言っても1ミスが、ストライク2つ連続に相当するのだから。今日はそんなノーミスゲームの話を書いてみたい。

ノーミスゲームのスコア分布

自分の今月のスコア分布だと、ノーミスゲームの達成率は20〜30%程度だと思う。ノーミスゲームがスコアメイクにどれだけ効いているかというは、以下のグラフで一目瞭然にわかる。

連続ストライク数とスコアの分布

このバブルチャートは、縦軸にそのゲームでの最高連続ストライク数、横軸にスコア、そして丸の大きさがそのゲームの総ストライク数、赤色がノーミスゲームになる。

見てすぐわかるように、225を超えているゲームは全部ノーミスゲームになっている。

高スコアを出すためには、やっぱりノーミスゲームをやらないと達成できないとも言えるし、ノーミスゲームができるぐらい、安定したコントロールで投球できているから高スコアになるとも言える。

200点付近だと、連続ストライクが3個、4個くれば、1ミス、2ミスでも200を超えるので、分布的にはここの数が一番多い。逆に言うと、このミスをなくせば、スコアは、10点〜20点アップするので、もったいない。

ノーミスゲームを達成するには

まずは、1投目でしっかりポケットヒットさせて、難しいスペアを残さないようにする。それでも残ってしまったら、なんとかスペアを取るコントロールを身につけるということになる。

ベビースプリット(3−10)とかは、90%以上で取りたいところだし、2−8や、バケットもミスは滅多にしないぐらいが目標になるかと思う。

次に、一番難しいのは、スプリットを出さないことになる。これは、投げミスがなくても、レーンのオイルの変化などで、想定より曲がってしまう、もしくは逆に曲がらないケースもあるので、なかなか難しい。

これを減らすには、スピードと回転数を多くすることが、たぶん、一番、効果的で、ピンアクションでなんとか倒してしまうというのが、上級者で多いタイプだと思う。

自分は、球速も回転もそこそこなので、そうすると、対策としては、しっかりオイルを使って投げるということになるかと思う。手前や中盤でボールがオイルに噛んでしまうと、そこでパワーロスしてしまうので、ボールに勢いが足らず、スプリットが出やすくなってしまうためである。

つまり、レーンコンディションを毎回の投球で把握することに十分な注意をしつつ、微妙なアジャストや、適切なボール変更をしていく技術が必要ということになるかと思う。

まとめ

今月のスコア分析をしていて、バブルチャートを見ていたら、高スコアが全部ノーミスだったので、そうだよなと思いつつ、この話を書いてみた。たまに8連続ストライクで、1ミスとかで高スコアになることもあるけど、その場合でもそのミスは結構残念な気持ちになる。

ノーミス率を50%ぐらいにしたいというのが、現状の大きな目標である。

ちなみに、ノーミスという言葉は和製英語で、英語だと、クリーンゲームと言うらしい。なんとなく、そっちの方がしっくりくるような気もする。