ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングの上達のコツ

ボウリングの上達のコツをいくつか記載する。アベレージ150を目指すぐらいの内容になる。ポイントは以下の3つになる。

  1. まっすぐに投げるれるようになる
  2. 立ち位置と狙いどころ
  3. スペア率をあげるために必要なこと

1.まっすぐに投げれるようになるには?

狙ったところに投げれるコントロールを身につけないとはじまらない。

といっても上級者でも常にコントロールよく投げることは難しいので、なるべくブレの少ない投球をするようにすることからはじめる。

(ポイント1)自分にあったボールを選ぶ

ボールは、指穴のサイズと重さがあるので、まずは重さを決めて、次に指穴のサイズが自分にあったものを選ぶ。

重さの目安は、体重の1/10ぐらいと言われている。60kgの体重であれば、6kg=13ポンドぐらいを上限にして、選ぶ。

指穴は、親指のサイズであわせる。最近のハウスボールは、S,M,Lとあるので、自分の親指がぴったり入るものを選ぶ。中指、薬指のサイズはまったくほぼ関係ない。

親指のサイズは、ゆるいとダメで、ちょっとキツイかもぐらいがちょうどよい。

重いボールだと指穴も大きい傾向があるので、自分にあうサイズまで重さを減らしていく。指が細い場合、9ポンドぐらいになってしまってもよい。

コントロールよく投げるためには、この親指のサイズがあっていることがとても重要になる。

(ポイント2)助走の足運びとボールの投げるタイミングを常にあわせる

毎回の投球で助走の歩数が違ったり、ボールを投げる動作にばらつきがあると、コントールがつかないので、最初は、4歩助走がよい。

1歩目で右足と右手(ボール)を前に出す。

2歩目で左足を前に出して、右手(ボール)が右足の横にいる状態

3歩目で右足を前に出して、右手(ボール)は振りかぶった状態

4歩目で左足を前に大きくスライドさ(滑ら)せて、右手(ボール)を振り下ろして投げる

いつもこの助走で同じタイミングで投げれるようにリズムを作って投げる。

(ポイント3)とにかくまっすに投げる

まっすぐに投げるために必要なことは、力をなるべく入れないことになる。重すぎるボールだったり、親指のサイズがあってないと、落っこちないようにと手に力が入ってしまうので、毎回ブレてしまう原因になる。最初のボール選びがここにきいてくる。

ボールは投げるのではなく、転がすという表現の方が正しい。振り子の原理で、肩を支点にボールを前に出して、そのままボールの重さで落下して、後ろに振りかぶる形になり、後ろからまた落下してきて、真下にきたときに、ボールを前に押し出すように離すと、前にまっすぐ転がる。

ぶんっと、振って投げてはいけない。力まかせだと、力の入れ具合によってコントールが定まらない。ボールのスピードは助走スピードとか、ボールを高く振り上げることで出すものなので、決して力で投げてはいけない。

2.立ち位置と狙いどころは?

どこに立ってどこを狙ってなげるのかという話。

レーンのファールラインまで4歩半の位置が前後の立つ場所になる。自分で歩いてみて、立つ場所を最初に決める。左右の立つ場所は、真ん中よりやや右ぐらいになる。

床をみると、まる印が板目5枚ごとについているので、それを目印に立つ場所を覚える。

立つ場所が変わるとボールの軌道が変わってしまうので、毎回、同じところに立ってなげる。

狙い所は、レーンの真ん中あたりに、三角の印が板目5枚ごとにあるので、その右から2つ目(つまり板目10枚目)ぐらいを狙う。

狙う位置は、毎回、一緒になる。ストライクをとるには、1番ピンと3番ピンの間にボールがぶつかるのがよいので、もし、投げてみて、右の方にボールがいってしまったら、狙う場所は変えずに、立ち位置を右にずらして次は投げる。ちょうど、1番ピンと3番ピンにボールがあたるように立ち位置を調整する。

3.スペア率をあげるために必要なことは?

アベレージ150を目指すと、だいたいスペアが取れるという状態を目指すことになる。ストライクがでるかどうかは実はあまり関係ない。

スペアを取るためには3−6−9の法則というものがある。ストライクを取るための立ち位置、狙う三角の印が決まっていたら、立ち位置だけを変えてねらう三角の印はかえずに、スペアがとれる。

真ん中(1番ピン)の右側のピンは前からみると、3本ある。(3番ピン、6番ピン、10番ピン)3番ピンをねらうなら、立ち位置をストライクの立ち位置から板目で3枚分左に立って、三角の目印は変えずに投げる。6番ピンであれば、ストライクの立ち位置から左に6枚分左に立って、投げる。10番ピンであれば、板目9枚分左にたつ。

同様に2番ピン、4番ピン、7番ピンは立ち位置を右に、3−6−9枚立ち位置を変えてなげればとれる。

スペアは、最初の1投目で残ったピン配置によっては、どうやっても取れないこともあるけど、コントールよく投げれて、どこに立って、どこを狙えばよいかわかっていれば、確率はぐんとあがり、アベレージで150は、クリアできると思う。