ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングでストライクを量産するコツ

ボウリングをやってると、やっぱりストライクがたくさん出ると嬉しい。パコーンとピンが飛んでいく様をみてるだけでスッキリとした気持ちになる。

ストライクを量産するにはどうしたらいいのか?という話

ストライクとなる条件

いわゆるポケット(1番ピンと3番ピンの間)にボールがヒットさせることになるが、それだけでもないところが深い。

ポケットの狙い方

正面からみると1番ピンと3番ピンの間にいってるように見えるが、実は、ストライクになるためには、1番ピンの右側面にあたって、次に3番ピンの左側側面にあたるという順番になる。

また、ポケットにボールが侵入していくときの角度も重要で、3°〜6°というのが理想的と言われている。角度が足らないと10番ピンが残ることがより多くなる。

それと、厚め、薄めというのもあり、1番ピンを正面からみたときに、側面にどの程度ボールが重なっているかによってもピンが残ってしまう。厚く入っていると7番ピン付近のピンが残りやすい。

つまり、ぴったりと1番、3番の理想的なところに角度をちゃんとつけて、コントールれば、ストライクは量産できる。

理想的なラインに投げるには?

絶妙なコントールで投げるというのは、かなり難しいのだけど、実は、コントールで多少の幅があっても大丈夫だったりする。

理由は、レーンのオイルは、凸型になっていて、右側のオイルがないところ(ドライゾーンという)にボールが届くと、オイルがないので、表面の摩擦が発生し、ボールが曲がってポケットの方向に勝手にボールが行ってくれる。

多少右にずれても、オイルのないところが手前になって、早めにボールが曲がってくれるし、逆に左ずれると少しボールが進んでから曲がってくれるので、結局、ポケットにボールが行ってくれる。

一般のボウリング場のレーンは、ハウスコンディションと言って、凸型のやさしいパターンになっているので、板目2枚ぐらいコントールにブレがあってもストライクになってくれたりする。

身につけるべきコントール精度は、狙っているところから、板目に左右1枚ぐらいの精度でよい。

理想的な回転のスピードは?

ストライクになるには、ボールのスピードがあった方がピンアクション(ボールがぶつかったときのピンの弾け具合)が大きくなるので、ストライクになりやすいとも言える。

また、回転数が多い方が、その分のエネルギーがピンに伝わるので、やっぱりピンアクションが大きい。

だからと言って、力任せに投げるのはよくない。スピードが速いと曲がりが少ししかでず、ポケットへの入射角度が足りなくなってしまい、ストライクにならないことも多いことや、コントールもより難しくなる。

つまり、自分の体格や回転をかけるための技術によって、バランスのよいスピードと回転を自分で見つける必要がある。

一般に中級者(アベレージ180前後)はスピードよりもコントールを重視した方がストライク率はあがると思う。

ボールの特性は?

ストライク率をあげる上でもうひとつ重要なのがボールの特性がある。1つは重いボールの方がストライクが出やすい。これは運動エネルギーが重さに比例するからで、プロはだいたい15ポンドを投げていることが多い。

また、一般に13ポンド以下だと、ピンにあたり負けすると言われている。ピンにも重さがあるので、軽いボールだとボールがピンに跳ね返えされてしまって、理想的なピンアクションにならない。

ボールの素材や、スペックは、入射角度に影響するので、レーンのオイル状態にあったボールの選択をするという部分も重要になる。

それ意外にもハイパフォーマンスボールと呼ばれるボールは、ピンアクションがよくなるようなコアの工夫がいろいろされているので、よりストライク率が高くすることができる。

ストライクを量産するアジャスト方法

ポケットにボールがヒットしているのに、ストライクにならない場合は、その原因を分析して、微調整する。

見るべきポイントは、大きくは2つある。

1つ目は、ピンにあたった後のボールの軌道。ボールは1番、3番とあたった後に、左前に進むのが理想的になる。もし、右側にボールが行ってしまっているようだとピンにあたり負けしている状態なので、ボールを重くするか、角度、スピードが足りてない。

2つ目は、残ってしまったピン。10ピンが残る場合は、角度が足りてない。7番ピンが残る場合は、厚めに入っている等になる。

ほぼ理想的にポケットに入っているのに10ピンが残るというパターンもある。その場合のアジャストとしては、少し厚めに当てたいので、数センチ立つ位置は後ろにするか、ボールの速度を少し落として曲がりを強くする等になる。

ボールの速度コントールは、かなり難しいので、立ち位置で修正するのをおすすめる。立ち位置を少し(板目1枚)右にして投げても同じような効果があるが、前後の方がボールのライン影響は少ないので、微妙な調整は、前後の方がよいと思う。

それ以外にも回転を少し強くしたり、ボールの着床点を前後にずらしたり、ボールの回転軸を変更する等、いろいろなテクニックがあるようだけど、自分は、立ち位置の修正だけで量産できているので、ハウスコンディションだと、難しいことは気にしないでいいと思う。

その日のレーンのコンディションによって、外からまっすぐ目にパール系のボールで攻めるか、内から出して大きくまげるソリッド系のボールを使うかを決めて、ポケットへの集まりぐあいをみつつ、いけそうなら、ボールとラインを決めて、その後は微調整しつつ、ストライク量産していく。

しばらく投げているとレーンのオイルが削れてラインが変わってくるので、またボール選択とラインを探るの繰り返しになる。だいたい3,4ゲームでラインを変えていく感じになる。