ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのボールのオイル抜き

マイボールを購入して、しばらく使っていると、ボールにオイルが吸収してしまい、曲がりがゆるくなってしまう。

そんなときに、ボールのオイル抜きをすることになるんだけど、そのやり方や実施時期の目安などご紹介する。

ボールのオイル抜きは必要なのか?

購入したばかりボールは、よく曲がる。しばらく使っていると曲がりがだんだんと鈍くなってくる。また、ボールを持ったときにベタつく感じにもなってくる。

オイル抜きをすれば、ある程度、復活する。

一方で、やらないという人も結構いる。

オイル抜の方法は通常、加熱してオイルを浮かしてくる方法をとるんだけど、それがボールの表面素材に入っている可塑剤なども一緒に抜けてしまうので、劣化が急速に進んでしまうというのが主な理由。

毎回の投球後にしっかりメンテナンスして、長持ちするようにして、ときどきはオイルリムーバーで表面のオイルをとるだけでもある程度は、長期に使うことができる。

また、それでもオイルをかなり吸収してしまったら、もうボールの寿命ということで買い替えを検討するという形になる。

オイル抜きのやり方

普通は、センターのオイルに抜きの装置でやってもらう。だた、1回、2000円近くするので、自宅でやるという人も多い。

自宅でのオイル抜きのやり方

食洗機、ふとん乾燥機とかいろいろ工夫している人がいるけど、もっとも多くやられているのが、シンプルにボールをお湯につけるだと思う。

ボールがすっぽり入るバケツを用意して、そこに50°〜60°のお湯を入れてボールを20分ぐらいつけておく。そうすると、ボールの中に入っていたオイルがお湯の表面にでてきる。

50°以上でないと、オイルがでてこないので、沸騰させたお湯を用意して、水にまぜながら温度調整する。

1回ですべてのオイルができらないので、一度、バケツのお湯を捨てて、もう一回ぐらいは、同じことをやって完了となる。

お湯につけてしまうので、サムホールの調整テープは、すべてはずして新しいものに交換した方がよい。

オイルリムーバーの効果

ボールの日常メンテンスとして、投球後は、クリーナーでちゃんと表面の汚れとオイルをクリナーで拭き取る。

また、数回に1回ぐらいは、オイルリムーバーというオイル取り除き効果の高いクリーナーを使ってメンテンスする。オイルリムーバーは、表面近くのオイルをある程度は、吸い出してくれるが、オイル抜きほどではない。

また、オイル抜きパックというクリーナーがあり、ボールにすっぽりパックをして強力にオイルを除去するものもある。自分は、これを30〜50ゲームに1回程度やっている。

オイル抜き効果は、以下のような感じになる。

  通常のクリーナー

     ↓

  オイルリムーバー

     ↓

  オイル抜きパック

     ↓

  バケツのオイル抜き

     ↓

  センターのオイル抜き

オイル抜きタイミングの見極め方

よく言われているのが、ボールに手のひら数秒乗せてみて、自分の体温でオイルが表面に浮いてきたら、オイル抜きのタイミングとなる。

新しいボールと、古いボールがあれば、比較してみるとよくわかる。新しいボールは表面に手のひらを置いていても、オイルが浮いてくることはほぼない。

曲がりがよくないなぁと感じたり、ボールを持ったときにベタベタすると感じるなどでタイミングをみている人もいる。

ゲーム数での目安としては、100ゲームから200ゲームぐらいではないかと思う。

レーンのオイル量などにも依存するので、ゲーム数は参考となる。

自分はなるべく、ボールを長く使いたいので、極力、オイル抜きをしないようにしている。日々のメンテンスとオイルリムーバーやオイル抜きパックを使うことを基本として、それでもオイル抜きしないと限界かもなと思ってから最終手段でオイル抜きをしている。

たいだい、ボールを購入してから半年以上経ったタイミングとかになる。このぐらい使っているとボールのパフォーマンスの劣化もはじまっているので、新しいボールの購入もしつつ、古いボールのオイル抜きをやるという感じになる。