ボールを購入したばかりの時期は、とにかくよく曲がる。10ゲーム、20ゲーム投げると、やや曲がりがゆるくなり、気がつくと曲がらなさすぎでは?と思うようになる。
この曲がらなすぎというは、レーンコンディションの影響や、自分の投球の問題の可能性もなくはないが、一つの原因として、ボールがオイルを吸いすぎてしまったということがある。
ボールのオイル抜き
オイルを吸いすぎてしまったときの対策は、オイル抜きをやるということになる。センターにオイル抜きのマシンがあれば、それを使って、20分間のサウナのような状態のところにボールを置いて、しっかりとオイルを出す。
オイル抜きのマシンもいくつかのタイプがあり、ボールへの負担が少ない最新の装置があれば、それを使う方がよいと思う。専用の液体に浸けるタイプとかになる。
曲がりが弱いかもと気づくとき
先日のボウリング練習で、結構、強めのソリッドのボールを投げていたのだけど、ストライクへのラインへの立ち位置が、弱めのパールとあまり変わらないなと思ったことが気づくきっかけだった。
少し前まで投げていたときの印象だと、5枚は内に入ってなげないと使えない感じだったので、差が結構ある。
あれれ?と思い、手のひらをボールにあてて、しばらくして離してみると、じわっとオイルが浮いてきた。オイル抜きをしなきゃという一つのサインになる。
ソリッドのボールは、そのカバー素材の特性からして、よくオイルを吸い込むので、オイリーなレーンを投げていると、割とすぐにオイル抜きのタイミングが訪れる。
オイル抜きをやってみた
センターのオイル抜きのヒーターを使うと、劣化が心配なところもあるので、バケツを使ってお湯に浸すという原始的な方法でやってみた。
お湯は50℃以上で熱くなりすぎずという点が注意点になるが、やかんでお湯を沸かして、温度計で60℃ぐらいまで水を入れて調整し、バケツにはいったボールにお湯を注いでいくだけになる。中性洗剤を数滴入れた方がよいという話も聞くが、今回はお湯だけにしてみた。
しばらくすると、油が浮いてくる。必要に応じて、お湯を入れ替えてもう1回やるという話も聞くが、まあ、面倒でもあるので、今回は1回で終了した。
まとめ
曲がりが弱いなと思ったら、オイル抜きのサインかもしれないので、まめにチェックした方がよいと思う。また、フィンガーグリップが削れてきて、指のひっかかりが弱くなっていることもある。
道具のメンテナンスでスコアがずいぶん違うという実感もあるので、参考になれば幸いである。