ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

劣化したと思ってたボールがそうでもなかったという話

10ヶ月ぐらい投げて、オイル抜きしてもサンディングしても、曲がりが全然でなくなったボールがあった。その後、ポリッシュしたらスペアボールなのか?という曲がりのなさになって、終わってしまったのか?と思って放置していた。

先日、もっかい投げてみよと思って投げてみたら、割と曲がったという話を書いてみたいと思う。

劣化したかもしれないボールにしたこと

2000番のアブラロンでサンディングして投げてみた。このボール、以下の3つをやってみた後の話になる。

  1. オイル抜き
  2. 500番、1000番で表面加工のリセット
  3. ポリッシュ

2で曲がりがでず、3をやってさらに曲がらずという状態だったのだけど、もしかして、2は手前が噛みすぎて奥で曲がりがでてなかったのかもしれないし、3はボールの本来の特性からしてあってなかった可能性があるかなと思った。

2000番ぐらいであれば、手前もそこそこ走るし、奥でもレーンに噛んでくれるのかもと思ってやってみた。

ボールの曲がり具合

ちゃんとドライゾーンでレーンに噛んで曲がった。曲がり具合としては、購入当初に比べればゆるい感じではあるが、ストライクにする上で必要な曲がりはでている。

外目からまっすぐに投げている分には、手前からゆるやかに曲げていくようなラインでまだまだ使えるという評価になる。

このボールはハイブリッドの表面なのであるが、イメージ的にはパールのボールで⊿RGが0.04とかやや低いボールのイメージになっている。

ドライゾーンで曲がりすぎるように感じるレーンや、41フィートとかやや短めのオイルパターンだと活躍してくれそうな感じでもある。

劣化したボールの見極めは難しい

このボールは、10ヶ月ぐらい使っていたのであるが、さすがに短くないか?という疑問もあって、今回、再チャレンジしてみたのであるが、劣化しているといえばしているとは思う。

大会とかで使えないレベルかというと、そうでもないという範囲にいるので、劣化して使えなくなったというわけではない。

ボウリング仲間に聞いていると、5年前のボールを投げている人とかもいたりして、ボールの劣化と、捨てるタイミングを見極めるのは、なかなか難しいなと思った出来事でもあった。

新しいボールをどんどん購入して、購入当初のキレを維持したボウリングというのもあるし、その方がスコアは高くなるかもしれない。

一方で、最近のウレタンボールのブームではないが、曲がりがゆるくてもボールがしっかり走って、ある程度、曲がっている分には、ライン取りの工夫でストライクは十分とれる。

そういう意味でもボールの劣化(使えないレベル)の見極めは難しいなと思った。

まとめ

ボールが劣化してくると、コアが持っている性能だけが最後には効いてくると思う。そういう意味では、コアの性能は重要で、今回のボールは高慣性のボールなので、よく走る。

走らせて、ドライゾーンで曲がりを出せるぐらいの表面加工ができれば、まだまだ使えるということだと思う。逆にサンディングしすぎると手前で噛んでしまって、せっかくの高慣性のコアの力を使えないということなんだと思う。

同じようなスペックや、曲がりぐあいのボールが他にもあれば、使い続ける必然性は低いのかもしれないが、気に入って購入したボールでもあるので、もう少し使ってみようと思う。