ボウリングで200点を超えるのも難易度が高いことだけど、アベレージ200というのは、その次の段階として目標にすることだと思う。
アベレージ200を達成するのは、どうしたらいいのかということを書いてみたい。
アベレージ200とはどういう状態なのか
大まかに考えると、10ゲームやって、半分の5ゲームで200点超えすると考えるのが近いと思う。
スコアのばらつきがあるので、スコアの低いゲームがあっても、逆にスコアが高いゲームもあったりして、ある程度のゲーム数で考えると、200アップ率が50%になれば、アベレージも200点になる。
つまり、常に高い点数を出すということではなく、ストライクコースを一度つかんだら、そのゲームを確実に200アップしていくというような考えになる。
アベレージ200のチェックポイント
たまに200アップするというレベルから、50%以上の確率で200アップするという段階ができるようになるチェックポイントとしては、以下になるかと思う。
- 7ピン、10ピンを90%程度の精度でスペアにできる
- ストライク率は50%程度ある
- 複数のボールを使い分けてレーンにアジャストできる
3つ目ができないと、2つ目が達成できないと思うので、2つだけでもいいような気もするが、技能として考えた場合、レーンアジャストの能力と、ボールの特性に応じた使い方ができるというのは、必要なスキルが身についているかのチェックポイントだと思うので、追加した。
レーンコンディションは、日や時間によっても異なるので、どのラインからどのボールで投げるとストライクがより取れるのかという引き出しをどれだけ多くもっているかで、アベレージは決まってくる。
アベレージ200を意識した練習
日々の練習の中で、以下に留意する。
- 1投のミスや、スプリットで凹まず、最後までベストを尽くす
- ストライクになったときは、なるべく多く連続してストライクにすることを意識する
- スコアを強く意識せずに、投球、ボールの軌道を意識する
こだわってほしいのは、やはりストライクの数、連続数になる。最後までベストを尽くすというのは、アベレージを考えると、ロースコアもなるべく出したくないということと、7フレぐらいからストライクが連続すれば、序盤のミスがあっても200アップの可能性があるからになる。
3はメンタルの話になるが、スコアを意識するとロースコアが出てしまったときに、集中力が切れてしまったり、力が入って、理想的な投球ができず、どんどんスコアが悪くなるという循環にならないようにするためになる。
スコアよりも内容を重視して、どこでボールが変化しているのかや、自分の投球のバランスがどこでくるったからミスになったのかなどを冷静に分析して投げることが重要となる。
アベレージ200のスコア分布
自分のスコア分布がちょうど、アベレージ200程度(アベレージ202)だったので、だいたいこんな感じになっているというのを参考に記載する。
200点に赤点線、一応の目標得点の240点に青点線を引いている。
緑の点線がアベレージになる。150点以下とかのロースコアもあるが、240点以上もそれなりになるので、平均すると200点ぐらいになっている。
チェックポイントで記載したとおり、連続ストライク数はこだわって投げている。ダブル以上にならなったゲームは、7.3%(つまり、40ゲーム中で3ゲーム)しかない。
また、4th以上のストライクは、常にできるだけストライクを続けることを意識しているので、結果、7th,8th以上のゲームができていると思う。
最後に、スコアの分布を定量的にみると、200点以上が52.5%となっており、最初に記載したアベレージ200の目安である50%を超えている状態になっている。