ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

スコアアップしないのは理由がある

当たり前からもしれないが、調子のよくてよいスコアが出るときもあれば、調子がよくなく、ロースコアで終わることもある。

この調子というのは、体の疲れとか集中力とかいろいろあるような気もするが、基本的には自分のフォームやらに課題があるということだと思う。

自分のせいでない場合

単純にレーンのコンディションが難しいという場合は、仕方がないかもしれない。コンディションが難しくても上級者の人は、高い回転数や絶妙なコントールで、克服できるかもしれない。

自分だとある程度の幅がないとなかなか高スコアまではいかず、なんとか200アップぐらいを目指すことになる。

ボールを変更したりつつ、いくつかの攻め方をしてみて、どうにも合わないときというのもある。

自分のせいの場合

まず、自分のせいかかどうかを見極める必要がある。レーンが難しいのではなく、自分の投球フォームの崩れが原因で十分な回転やスピードがでていない場合もある。

ボールの出方、速度を観察していて、本来の動きがでているかという見方が一般的ではあるが、ラウンドワンだと、自分の投球フォームを録画でチェックすることができるので活用した方がよい。

投球フォームを見てみて、タイミング、バックスイング、リリースが自分のイメージどおりにできているかを見ると、割と、悪い箇所はすぐに見つかる。

しかも、微妙な違いというよりは、大きく違っていることが多く、これは、投球イメージからは、なかなかわからないので、普段から、自分でスマホで録画していいときのスイングを含めてチャックできるようにしておくとよいと思う。

ある意味自分のせいの場合

ボール選択が適切でない、もしくはボールが使い込んで曲がりがでなくなっている場合もある。ボールは走るボール、曲がるボールと2つは準備し、ある程度のパフォーマンスがでる状態で練習した方がよい。

また、サムホール調整が十分でない場合、フィンガーグリップが古くてすり減っている場合などもリリースへの影響が大きいので、ちゃんと調整、メンテナンスをした方がよい。

特に、サムホール調整は、ある程度、ゆるくても普通に投げられる感じもするが、実際、録画を見ると、ボールを握ってしまって、余計な力が入っている状態になっていると気づくこともある。

握ってしまっていると、リリースも安定しないし、回転も十分にかからないので、スイングではなく、サムホール調整がすべての原因を作っていることもある。

1日の中での調子

1日で10ゲームとかをやる場合、すべてのゲームで高スコアを出すというのはかなり難しい。レーン変化もしてくるし、ボールもオイルをある程度吸ってしまう等の影響ある。

途中でボールチェンジして、攻めるラインがなかなか見つからないこともあるし、まったく、そのボールがあわないと感じるときもある。

また、攻めるラインによっては、自分の投球フォームがその角度に安定しないということもあって、これは技術力不足ということになる。

スコアを気にするよりは、その角度で狙ったところに投げれるように練習することを頭を切り替えて、やっていくのが今後のスコアアップにつながる練習法になると思う。

また、思った以上に曲がるので、中に立ち位置を移動するというパターンだけでなく、外に移動して横回転を強めにするとか、スピードを上げるとか、どのように投げるとどうボールが動くのかということもいろいろ試することで、引き出しを増やすこともできると思う。

思ったイメージで投球ができないと、無意識に力が入ってしまったり、タイミングがずれたりしてしまうものなので、落ち着いて、自分の投球を常に実施するということで、単なる調子という言葉に振り回されない安定感を身につけることができると思う。