ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

女性向けのボウリングアドバイス

リーグで投げているメンバーを見渡すと女性の方が多い。アベレージで200を超えている人はいなそうだけど、その日の調子によっては200点を超えるスコアも出すし、180前後ぐらいの人が一定数いる。

ただ、いつも調子がよいわけでもなく、10ピンのカバー率とかを見ていると調子の悪い日には、50%ぐらいという人もいる。

どうしたら安定するのかや、今の改善ポイントなどを、聞かれれば、答えるけど、自分から言うのは単なるおせっかいだと思うので、こちらから話することはほとんどない。そんなわけでひっそり、アドバイスポイントをここに書いてみようと思う。

女性向けのアドバイスのポイント

多くの場合、腕の力とか助走の力強さが男性と比べると弱いと思うので、そこが一つのポイントになると思う。

そのため、ボール選択と、ボールのメンテナンス状態をよくしておくということが結果的に、高スコアを出すポイントになってくる。

また、長年やっていてる中で、スイングが安定していない人も割といる印象になる。これは、練習不足というよりは、ボールを力で投げようとしていて、その結果、ボールの重さに体幹がついてこなくて、振り回されている状態に感じる。そして、指穴の調整をしっかりやってないのではないかと思うことがある。

ボール選択

人によっては、男性と同じように15ポンドを投げているが、基本的には、14ポンドにした方がよいように思う。

ボールの重さは、体重の1/10程度+1ポンドぐらいがよいと言われており、それより重いと前後に振ったときにどうしても体がもっていかれる状態になってしまう。そうすると安定したスイングを行うことが難しいので、場合によっては13ポンドにしてもいいのではないかと思う。

また、ボールの指穴がちゃんと理想的になっているかという部分が、リリースの精度に大きく影響する。そのため、スパンがあっているか、また、サムホールのキツさがちょうどよくなっているかも重要なポイントになる。

特にスパンは、最初にメジャーシートを作ったときにそのままにしている人がいると思うが、投げ方や、自分の球質にあったスパンに変更した方がよいと思う。最近は割と短くすることが多いので、一度、ドリラーさんやプロにスイングを含めてスパンを見てもらうことをオススメしたい。

それとレーンコンディションにあったボールはどれなのか?ということを真剣に考えた方がよいと思う。いつも同じボールだったり、2つ持っていても、投げてみてポケットに行く方を選ぶというような感じに見えている人もいる。

そのレーンのオイルパターンと自分の球速、回転を考えると、どこからどのボールを投げるとスコアが出せるのか?ということをクリアにすると、もっと安定して高スコアが打てると思う。

スイングの安定化

長年やっていると、自然にスイングは固定化してきて、あまりブレがないスイングになることが多い。それでも投球によってブレがでている一番の原因は、力で投げようとしていることだと思う。

ボールはそれなりに重いので、えいっと力を投げてしまっているように見える。脱力スイングと言われるように、プッシュアウェイからボールの重力だけでバックスイングをして、そのまま落ちてくるボールを、リリースするという意識の練習をした方がよいと思う。

腕に余計な力が入っていない状態であれば、ボールが落下してくる軌道の先にまっすぐに進んでいく。

この脱力スイングを妨げる要素が、前半で書いたボールの重さと指穴のフィット感になる。特に指穴があってないとボールを握ってしまい、そうすると手のひらに力がかかっているので、結果、腕にも力が入ってしまう。腕の振りを脱力するためには、ボールを持つ手のひらも力をぬかないといけないのである。

まとめ

自分は力もあまりないので、14ポンドのボールを投げているのであるが、それでも十分にスコアは打てるときは打てる。13ポンドでも200アップを出すことはまあできると思う。

自分の体にあったボールを選択して脱力して投げれば、もっとコントロールの精度もよくなると思うので、参考にしてもらえたらと思う。