少し前から、ストライク率が低下し続けていて困ったなと思っていたが、先月後半ぐらいから持ち直してきている。原因が特定できてはいないのだけど、いろいろ試行錯誤していた結果、ストライク率も向上してきた。
過去にもスイング改造を意識的にやった結果、アベレージが低迷した期間があったが、今回は、だんだんと悪くってきて、だんだんと良くなってくるという不思議な状況になっている。
ただ、1つ言えるのは、ボウリング技術が向上したなという実感がある中で、ストライク率が向上してきていることがある。今日はそんな話を書いてみたい。
ボウリング技術の向上とは?
スコアだけを見ると、200アップができるレベルになることを一つの目標にしている。どんなレーンでも200アップできれば、技術が一定身についていると判断できると思う。
その技術というのが、自分が思うには、以下の3つのバランスで成り立っていると感じる。
- 助走
- スイングの軌道
- リリースの安定
この一つでも狂ってくると、スコアが悪くなってしまうと感じる。
この3つは、それぞれに、これが正しいのであるという技術的な正解があると思う。ただ、1つ1つができても、3つが自分にあったバランスで揃わないと、高いスコアが打てないというのが、自分のボウリング技術に関する捉え方になる。
また別の視点だと、レーンコンディションを正しく把握する能力、そのレーンコンディションで、適切なボール選択と、ライン選択ができることも、重要な技術になる。
最後は、同じ投球を繰り返すことができる再現性という部分もメンタルを含めた技術だと思う。
ボウリング技術はスパイラルに身につく
経験的なものではあるけど、3つのバランスのうち1つを変更すると、スコアは一気に低下する。例えば、スイングの軌道としてバックスイングを高く変更するとかをやると、助走のタイミングもずれるし、リリースも最初は安定しない。
その状態になると、繰り返し練習して、少しづつ、最適な助走タイミングなどを身に付けていく必要がある。これは、誰がやってもそうなると思う。
そして、ここで重要なのは、ボールの動き方をよく見て、どんな状態になっているか把握することや、リリースが安定しないのはなぜなのか?と考えることにある。いろいろと考えて、試行錯誤していると、なるほど、こういうことか!とわかることがある。
例えば、ボールを構えたときの人差し指の向きを変えてみただけどもリリースの感触が変わったりするし、3歩目で膝を曲げて踏み込むことで、強いボールが投げられたりもする。
そんなことをやっていると、3つのバランスが噛み合ってきて、スコアが向上し、修正前よりもワンランクレベルアップしたように感じる。
今回、ストライク率が低迷していたときにも、いろいろ試行錯誤していたのだけど、特に注意していたのはボールの動き方になる。ボールの種類を変えて、動き方の違いや、ローリングトラックのオイルがどの辺についているのかなどを観察することで、スイングの軌道を修正したりして、今に至る。
この試行錯誤の期間で、オイルコンディションを読む力が向上したことを感じる。自分が思ったような軌道でボールが進まない理由が、レーンにあるのか、回転軸にあるのかなどが切り分けられるようになった。
まとめ
長くボウリングをやっていると、調子がよいときはよいスコアがでるが、そうでないときには、そこそこしか打てないというような状態になる。アベレージも月で見ると同じぐらいのスコアになる。それをもう1段、レベルアップするにはどうしたらいいかという話でもあるが、同じスイング、助走、ボールの軌道で固定していたら、それ以上の上達はないかもしれないというのが、自分の考えになる。1つの要素をレベルアップさせて、3つをさらにバランスさせるという繰返しで、いろんな技術が身に付けていくではないだろうか。