ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングは複数ゲームの合計スコアで競うもの

ボウリングをはじめたばかりの頃、ゲーム単位でみて200点が出て、ワーイとか思ってて、とにかく高スコアを出せれば、勝ちと思っていた。

あるとき、Youtubeを見ていたら、競技ボウリングや大会だと、4ゲームとか複数ゲームの合計スコアで競うものなんだと知った。

複数ゲームの合計スコアで高スコアを出すのは難しいという話を書いてみたい。

1ゲームで高スコアがでても次も高スコアになるとは限らないという話

ある程度、練習している人は体感的にも、難しいということはわかると思う。上達してきて200アップができるようになってきても、それを3回続けて出すというのは結構難しい。

いくつかの要因があるが、一番、難しいのはレーンのオイル状態の変化にあわせて、投球ラインをアジャストしていくことだと思う。

ある1ゲームで、ここに投げると幅があってストライクが出て、ダブル、ターキーなどが取れてもそのゲームの後半や、次のゲームで、そのラインがまだ使えるとは限らない。

ボールでオイルが削られたり、奥が伸びてしまったりして、同じように同じとこに投げれてもストライクにならなくなってくるからだ。

大会などでは4ゲームとかでかつ2レーンを使ったアメリカン方式なので、さらに難しくなる。

練習でのボウリングの分析で見た方がいいもの

練習していると、毎ゲーム、高スコアを出すぞと投球していると思う。後で振り返ったときに、連続したゲームでみるとどういうスコアだったのかを分析してみるとよい。

自分は、1日で10ゲームぐらいは実施するので、その日の3ゲーム、4ゲーム、5ゲーム連続のスコアの合計を計算している。

月のアベレージ200ぐらいの実力ではあるが、ある日(結構、調子よい日)の一番高スコアになった連続ゲームの合計点をみてみると、以下のような結果になっている。

3ゲーム 682点(平均227)

4ゲーム 856点(平均214)

5ゲーム 1039点(平均207)

平均でみると、ゲーム数が多いほど、低くなってしまう。

スコアにもバラツキがあって、220点がでて、次に180点で平均すると200点とかになっている。

連続で高スコアを出すことが難しいというのは、統計をとってみると明らかになる。

最初は、3ゲームで600を目標に投げて、次は、4ゲームで800を目標にして投げるという感じでやってきて、今は、5ゲームで1000点はいきたいという目標で投げている。

大会とかで好成績を出すのは難しい

大会だと、4ゲームの合計スコアということが多い。上位入賞者は900点以上は出してくる。単純計算だと225アベレージになるが、前述のとおりのバラツキもあるので、3ゲーム合計でみると700点ぐらいの実力だと思う。

しかも、投げ始めの1ゲーム目から安定して225点ぐらい出せる必要がある。これは、アメリカンで投げているので練習ゲームで両方のレーンともに、ばっちりストライクコースを見つけて、投げ始められ、刻々と変化するレーンにすばやくアジャストできる実力があるか、レーン変化に負けない球質(回転と速度)があるということになる。

まとめ

ボウリングは1ゲームのスコアの高さだけでなく、連続ゲームの合計でみてはじめて本当の実力が見えるスポーツということができると思う。

以前にアメリカン方式でのゲームをやってみようという記事を書いたが、3ゲームの合計で競って見るという遊び方もあるので、ぜひ、やってみてほしい。