ボウリングのすすめ

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ボールを毎回、タオルで拭く意味はあるのか?

ボウリング場では、レーンごとにタオルがおいてあって、もどってきたボールをふきふきしている人が多いと思う。さて、これにどのぐらい意味があるのかという話を書いてみたい。

一般的なボールを拭く理由

一般的には、以下のような理由で、毎回拭くのがよいとされる。

  • 次の投球でボールの曲がりに影響がでないようにする
  • レーンのオイルを更に伸ばしてしまわないようにする
  • ボールを長持ちさせる

その他、持つと、ベトベトしてるが嫌だからとか、オイルのついているところを見て、自分の回転軸を確認するとかという理由もあったりはする。

ハウスボールの場合

たぶん、という話になるのだけど、あまり拭いても効果がないように思う。ハウスボールだとボールに付着しているオイルの影響で曲がりが変わってしまうほど、カバーが強くないというのが理由になる。

マイボールの場合

曲がりにどの程度の影響があるのかというのは、正直、あまりわからない。プロでもあんまり拭かないという人もいるので、曲がりという意味では付着しているオイルというよりは、回転とかの方が大きいので、気にならないという人もいるように思う。

ボールが回転してレーンに噛んでまがっていくわけだど、もどってきたボールのオイルがついている跡をみると、5本、6本の線が入っている。これをローリングトラックというが、5本の線があるということは、ボールの設置面が回転しつつずれているということになる。

つまり、毎回、新しい面がレーンに接しているわけで、それを理由に、拭いても拭かなくても一緒なんだよという人もいる。

一方で、ボールを長持ちさせるという意味では、毎回拭いた方がいいと思う。ボールはオイルを吸収してしまい、やがてオイル抜きが必要になるぐらい弱ってきてしまう。

オイルがボールに付着した状態で投げていると、どんどん、吸収されてしまうし、ある程度、オイルが吸収してしまったボールは曲がらなくなる。

その意味では、毎回、拭いてボールが弱ってしまうのをなるべく遅らせた方がいい。

自分は、ボールを持った左手の手のひらがベトベトするのが気になってしまうので、すっきりと拭き取りたい派になる。

オイルを拭き取るたらシャミーがオススメ

毎回の投球でもどってきたボールを拭くときに、ボウリング場にあるタオルで拭いてもあまり拭き取れない。表面を見る限り拭き取れているように見えても、ボールの表面は顕微鏡とかでみるとデコボコしていて、その凹んだところのオイルは拭き取れていない。

そこまでしっかり拭き取れるのは、やっぱりシャミーになる。

一度、使ったら、もう戻れないぐらい、スッキリとほぼひと拭きでオイルを拭き取ることができる。

シャミーはメーカのものを買うと、3000円以上するので、ちょっと高い。自分は、メルカリでシャミーを手作りしている人から購入しているので、1200円ぐらいのものを使っている。

シャミーにネームを入れたりイラストを入れたりもしてくれるので、自分専用のシャミーというのも気分があがってよいと思うので、オススメである。

まとめ

ボールを毎回拭く意味があるのかという点だと、ボールを長持ちさせるためには意味があるというのが結論になる。

また、ハウスボールで毎回拭くかどうかは、ボールを持ったときにオイル(+汚れ)が手につくのがイヤなら拭いた方がいいという話になる。

それと、曲がりに影響するかはあまりはっきり言えないが、気分的には、毎回、拭いたボールの方が安心して投げられるという面もあるのは事実である。