ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールを長持ちさせる方法

ボウリングのボールは、結構、劣化が早い。オイリーなレーンで投げるほど、オイルを吸収するので、状況にもよるが、半年ぐらいで買い替え時がくるというのが自分の感覚になる。

でも、ボールも結構、高いし、なるべく長く使いたいので、どうしたら長く使えるのかという話を書いてみたい。

購入するボールの種類によって持ちが違う

一般的にそうなのかはよくわからないが、自分が思うこととしては、以下の種類のボールは長く使える。

  1. パールのボール
  2. コアの強いボール

順に説明すると、まず、ソリッド、パールで比べるとパールの方が長い期間そのパフォーマンスを発揮してくれる印象がある。これは、一般的にソリッドの方がオイルに強く、その分、オイルの吸収が多いからだと思う。逆にパールのボールはオイルの上を滑って進んでいくので、吸収はするにはするが、ソリッドに比べると少なく、結果、パフォーマンスの持続期間が長いのかなと思う。

次に、コアの強いボールであるが、これは、メーカーのカタログなどでハイパフォーマンスモデルとか言われているボールになる。またはデルタRG値が高いボールと言ってもいいかもしれない。その中でも走ってキレるというボールは長持ちする印象がある。

これは、オイルをある程度吸収して曲がりがゆるくなってきたとしても、普通のボールぐらいは曲がるので、結果、使い続けることができるという理由になる。

購入したばかりのキレはなくなってしまうが、十分曲がるので、ストライクを続けることができる。

ボールの利用頻度とメンテナンスによって長持ちする

これは、よく言われていることになるが、毎回同じボールで多くのゲーム数を投げるより、数ゲームでボールをチャンジして、複数のボールを使うようにした方が長い期間使える。

投げているゲーム数が少なくなるので、当然ではあるが、それだけでなく、使い終わったボールをクリーナーで表面をしっかりメンテナンスすることで、オイルや汚れを早めに落とすことで、オイルの吸収量そのものを減らす効果もあると感じる。

ずっと同じボールを使っていて、ボールが戻ってくるたびに、シャミーでオイルを拭き取っていたとしても多少は残っていて、どんどん吸収していってしまうのだと思う。

クリーナーの種類でも効果が違う

最近はウェットティッシュのようなクリーナーを使う人が増えている。自分も大会などの後などは、時間がないので、使うことがある。このタイプは、表面の汚れはとてもよく落ちるという印象がある。ふきんそのものに薬剤が染みているので、それでフキフキすると、薬剤がしっかり表面にあたるので、よく拭き取れる。一方でオイルを除去する効果は低いような気がする。ボールにしっかり染み込んでオイルを浮き出させるという部分が弱い印象である。

オイルリムーバーという製品もあり、クリーナーでも兼用タイプもある。シュッシュと吹きかけて1分ぐらい待って、汚れやオイルが表面に浮き出てくるのを待ってから乾いたマイクロファイバータオルで拭き取る。

また、クリーナーもいくつかのメーカや、ショップオリジナルなど、いくつもの種類があり、アルコール成分が多めで表面のオイルをしっかり拭き取ってくれる印象のクリーナーもある。

これらは、固定のものを使うというより、いくつかの物を試して、どれが一番いいのかを見つけるといいと思う。

まとめ

お気に入りのボールは、なるべく長い期間、高いパフォーマンスで使いつづけたいと思うと思う。ある程度、オイルが吸収してしまったらオイル抜きも必要になるが、自分が思うには、オイル抜きをすると表面素材(可塑剤)も一定外にでてしまうので、パフォーマンスがガクンと落ちるという印象がある。そのため、最初のオイル抜きのタイミングをなるべく遅らせるようにここに書いたような工夫をしていくことが重要なのかなと思う。