ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールのスパンの長さは自分にあっている?

マイボールを作って、最初に測定してもらってドリルしていると思うけど、そのスパンは自分に本当にあっているのか?という話。

スパンとは?

親指のホールから、フィンガーのホールまでの距離のこと。

一般的には、マイボールを作ると、中指、薬指の第一関節でボールをはさむ長さにすることが多い。これをフィンガーチップという。

一般的な理由としては、従来、手でボールを持っている時間が長い方がより強い回転がかかるとされていたので、ボールを包むようになるべく親指と、中指、薬指が離れるようにしている。

一方で、指の第一関節で支えることになるので、指への負担も大きい。

次は、最近で一番多いのが、セミフィンガーグリップで、ボールに親指を入れて中指と薬指をまっすぐに伸ばすと、フィンガーのホールの真ん中あたりに、第一関節がくるような位置になる。

投げやすいスパンとは?

人によって違うとは思うが、自分はボウリングをはじめたときがフィンガーチップだったが、投げていてコントールしづらい(ボールをしっかりと手のひらで支えられない)と感じることが多かった。

指の第一関節で、ボールの重さを支えることも厳しいが、それよりも親指の抜けの悪さや、フィンガーにボールが乗った感覚が乏しいという感覚があった。

半年ぐらい経ったある日、これは、スパンが長いんじゃないかと思って、投げているボールのスパンを短く変更してみた。

その方が全然しっくり、投げられたので、以降はずっと短く変更したスパン(セミフィンガーグリップ)のままにしている。

スパンにあったフィンガーグリップ

スパンの長さを短くしたが、フィンガーグリップは特に変えず、チップのタイプで投げていた。それでも以前よりは安定した投球ができていたが、グリップがすり減ってきて、ひっかかりが悪くなると、回転があまくなる課題があった。

頻繁にフィンガーグリップを交換していたが、あるとき、フィンガーグリップをひっくり返して装着すると、セミタイプになるので、セミでグリップをつけて試してみた。

セミタイプは、グリップの手前にポコっと山になっているところがあって、そこに第一関節がちょうどかかるように投げることができる。

フィンガーの抜けづらさを感じる人もいるようだけど、自分は、特に気にならず、むしろ、ボールにフィンガーがちゃんと乗る感覚が増したように感じた。

しばらく投げていて、コントールも回転もいい感じなので、それ以降は、すべてのボールをセミタイプのフィンガーグリップに交換して投げている。

まとめ

ボウリングは、自分の投球フォームや手の大きさにあった最適なドリルレイアウトがあるように思う。最初にマイボールを作るときに、ドリラーさんにいろいろ測ってもらって作るが、どうも違和感や、課題が見えてきたら、ドリラーさんに相談するのがよいと思う。

自分は、相談の前に、短くしてもらう依頼をしてしまったが、ドリラーさんももっと短くしてもいいかもというアドバイスがあった。

試してみたいとわからないし、スパンを変えてあわなかったら戻すのにもお金がそれなりにかかるので、躊躇しがちではあるが、一度、試してみてもよいと思う。