アベレージで200ぐらいを推移しているが、アメリカン方式でスコアが伸び悩んでおり、いろいろ考えた結果、球速不足が主原因なのではないかという結論に至っている。
ボウリングの球速について少し考察してみたい。
一般的に言われていること
例えば、力のない女性やシニアのボウラーなど、球速が遅くてもスコアは打てると言われている。実際、男女混合でのプロの試合などでも女子プロでも男子プロに負けないスコアを出していることからもある程度説得力がある。
また、ボールの回転数とあった速度での投球の重要性もよく言われる。回転が少なくて球速が速くても曲がりがでずに、ストライク率は、逆に低くなってしまうという話であったりする。
ストライクになるには、ポケットへの入射角度が重要になるので、勢いよりも、入射角度をあわせた方が、ストライク率は高いということで、これは、実際に、レーンによってはあえてスピードを落として入射角度をつけることを行うので、やっぱり説得力がある。
自分の投球の分析から考えていること
自分の投球を分析していると、スピードが遅く、回転も強くないという特徴がある。回転が少ないわけではなく、そこそこという感じであるが、スピードは遅い。
この状態でもオイルがひきたてのフレッシュなレーンで投げている分には、そこそこのスコアが打てている。ストライク率では50%を超えて、スコアも10%ぐらいは250前後になっている。
一方で、後半のゲームや、大会でのアメリカン方式だと、高スコアを打つことができていない。アベレージで180−190ぐらいになっている。
なぜなのか?ということを最近ずっと考えていて、一つの可能性の高い原因が球速なのではないかと考えている。
球速が遅いときのデメリット
一言でいうとレーン変化の影響を受けやすいということになる。
これは、複数の人で投げているレーンだと、オイルの削れ方や伸び方が、様々になってくるので、同じところに投げていてもフレームが進むごとに、想定と異なるボールの動きになってしまい、アジャストも追いつかず、ゲームが終わってしまうということが起こる。
球速があれば、多少のオイル状態の変化であれば、誤差の範囲でボールをコントールできるが、球速が遅いと、オイル状態の変化が少しであってもボールが大きく動いてしまうのである。
自分は、回転数がそこそこあるので、なおのこと影響が大きい状態になっている。
ある程度、理解していたので、一つの対策として、曲がりの弱いボール(パール系でコアも強くないもの)を使うという対策をやってきたが、その場合、オイルが伸びてきているレーンで曲がりが足りずにストライクがでないという課題がある。
球速を上げたときに起こることに向けての対策
単純に球速をあげてしまうと、曲がりが足りないという状態になるのでコアの強いボールで曲がりを出せるようにするという対策とセットで行うか、回転数もあげるという対策が必要になる。
一応の当面の対策としては、縦回転を多くして、スピードをあげるというのを試してみようかなと思っている。
また、バックスイングを少し大きくして、助走スピードもあげるので、コントールの精度も保てるように、繰り返しの練習も必要だと思っている。
まとめ
この球速の課題に気づいたのは、球速がある上級者のラインをみていて、ほとんどレーン変化の影響を受けていないと感じたことによる。
また、球速がない人でもある程度、スコアをまとめている人もいるにはいるが、他の人が投げているラインと異なるラインを選択したり、このレーンだからたまたまスコアが出ているというように感じることもあって、攻めるラインが少なくなっているように見えた。
もっと上達するには、やっぱりある程度の球速が必要なんだろうという結論に今は至っている。