何を今更という話ではあるが、ストライクが出ても連続でないとスコアにつながらないというのは、何か理不尽な気もするし、連続でストライクをするのは難しいし、いろいろ思うこともあるなということでテーマにしてみた。
連続ストライクとスコアの関係
ほぼ比例するというのが答えになる。2個連続で200点、3個連続で210点、4個連続で220点となっていく。
逆に1フレームおきにストライクになっても全部で5個以上のストライクなのに200点以下になる。
連続でストライクをとらないと高スコアにはならないというのがボールのルールなのである。
アメリカン方式で2レーンを交互に投げる試合は、特に難しく、両方のレーンを攻略しないと連続にならないので、高得点にならないとなっているわけである。
連続ストライクの難しさ
ストライクが50%の確率で出せたとしても、2回連続となると0.5の2乗で、0.25となり、25%の確率になる。
この調子で4回連続となると、0.5の4乗なので6.25%となってしまう。
また、ストライクを続けるためには、投げミスとかなくて、狙ったところに、同じような回転で、投げ続ける技術もいる。
そして、レーンのオイル状態は、少しづつ変化もしてくるので、ストライクが続いていても微妙なアジャストが必要になってきたりもする。
さらに、ストライクが続くとだんだん緊張してくるので精神的な強さ(あるいは慣れ)も必要になってくる。
つまり、たくさんストライクを続けるのは、なかなか難しいという話になる。
一般に、マグレでターキーはでるけど、4thは、技術がないと出ないと言われている。
そして、パーフェクトともなると、ある程度の運も必要なんじゃないかと思う。
連続ストライクのポイントは入射角度
ストライクになるためには、ポケット(1番ピンと3番ピンの間)がまずは、狙い所になる。このポケットへのボールの進入角度が6度前後だと、ほぼ100%ストライクになる。
一方で角度が足りなったりすると、ストライクになったり、ならなかったりがある。
一般にストライクになるかどうかは、この入射角度と、オフセット(1番ピンの中心とボールの中心の間の距離)で決まり、6度だと、薄めも厚めもストライクになる。
通常は3度から6度が理想と言われているが、実際は、4度が最低ほしくて、4度と6度でもかなり結果は違う。
統計データによると4度だとアベレージが200+、6度だと220+ぐらいの結果になっている。
つまり、連続ストライクを高確率でとるには、入射角度を6度にすることが重要になってくる。
まとめ
連続ストライクは、難しいが理論的に考えるとスピードで倒すというよりは、必要な入射角度を出せる速度で投げた方がよいということになる。
特に、オイルが安定しているレーンであれば、ボールの変化が素直なので、スピードを落として外から大きく曲げてポケットをついた方がより高スコアが出せるということになる。
大きく曲げるには回転数がある程度必要になってくるので、正確なコントールとある程度の回転のこの2つをしっかり練習すれば、パーフェートへの確率はぐっとあがるという話でもある。