ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールの性能とスコアの関係

ボウリング場にあるハウスボールを使っているけど、アベレージは200を超えているという知り合いもいる。一方で定評のあるボールを購入して投げていても、スコアは伸びやんでいる人もいる。自分も、日によってスコアのばらつきもあるし、ボールによってもスコアがでたりでなかったりする。

さて、ボールの性能とスコアには相関があるのか?という話を書いてみたい。

ハウスコンディションで投げている場合

通常のボウリング場で一般向けにひいてあるオイルだったり、マイボウラー用のレーンでもハウスコンディションという場合には、ボールの性能の影響は少ないと思う。

ハウスボールだと、そもそも曲がりにくいので、それでも高得点が出せる人は、やっぱり高回転で、ある程度以上の球速があると思う。つまり、オイルの影響を受けづらく、ドライゾーンで曲がりがでれば、ストライクが取れるという感じになっている。

一方で、マイボウラーだと、レーンのオイル量や長さの違いを敏感にボールが反応するので、それをふまえたラインで投球しないと連続ストライクを取ることはできない。

最近のボールの性能は、とても高いのでオイルのキャッチもよいし、曲がりも強い。カバーの違いやコアの違いでも動きが異なるので、その特性を把握して適切なラインを選択して投げる技術が必要になってしまう。

特定のボールが投げやすいし高スコアが出ると感じる場合には、そのボールに適したラインで投げているということで、他のボールだと、そのボールにあったラインで投げれていないということだと思う。

ボールの劣化とスコアの関係

最近のボールは、性能がよいかわりに寿命が短くなったと言われている。購入したばかりのキレや、走りが持続する期間が短い。一般的には100ゲームと言われていて、週に1回10ゲーム投げていたら、2、3ヶ月しかもたないということになる。またキレの劣化は、30〜40ゲームぐらいで感じる状態になる。

しかし、100ゲームを超えても普通にボールは使えるし、それでも十分、高得点を出すことができる。これは、ボールの特性が変わってしまったということを認識して、その変わった特性に応じたライン取りをして対応するということになる。

キレが弱くなる分、ピンアクションが弱くなったり、以前だったらストライクになっていた入射角度でポケットに入っても10ピンが残ってしまうことが多くなるかもしれない。でも、その劣化したボールの特性にあわせたライン取りを行うことで、十分にストライクは取れると思う。

別の言い方をすると、新しいボールを使うとレーンの攻略がより簡単に感じるということだと思う。ハウスコンディションで投げている場合には、ちょっとぐらい劣化したボールであっても、オイルパターンが簡単になっているので、ある程度の幅があるラインがあり、ストライク率が大幅に低下することはないのではないかと思う。

まとめ

ボールの性能とスコアはハウスコンディションで投げている場合には、そんなに大きく影響はしないのではないかという話を書いてみた。

一方で、差が出てくる部分もあって、例えば、8連続とか9連続ストライクを出すというぐらいストライク率を高くしようと思うと、高回転、球速が速いという技術がない場合、やっぱり新しいボールを使った方がよい。

また、大会などで、高成績を残す場合も、ある意味、その1ゲームが勝負ということになるので、新しいボールの方が高スコアを出せる可能性は高いと思う。

そして、新しいボールのキレがあるストライクは気持ちがよいという部分もあり、なんだかんだで、定期的にボールを購入してしまうというのが、自分だったりする。