センターでボールのオイル抜きをやると、かなり熱が加わるので、しっかりオイル抜きがされるが、ボールが傷まないのか少し心配になる。
またラウンドワンだと、月に1回無料のクーポン券をくれるけど、ボールがたくさんあるので、それだけだと足りず、有料だと1,000円程度かかってしまうので、手軽にやろうという気にもならない。
そうした中、よくYoutubeでも紹介されている自宅で簡単にオイル抜きできる方法を試してみたので、やり方や効果を紹介する。
オイル抜きの方法
用意するもの
バケツ:100円ショップでボールがすっぽり入る大きさを買ってきた。
ボールスペーサー:バケツの中においてボールが安定するようにする。
お湯:やかんで沸騰した後に水を入れてなんとなく温度を50度程度にする。
やり方
非常に簡単で時間もかからない。
- バケツのスペーサーの上に、サムホールが中央真上になるようにボールを置く
- お湯を入れる。なんとなくボールにかからないように縁から入れていく
- 中性洗剤を数滴入れる。なんとなくその方が効果があるかなと思ってやってみた
- やかんのお湯が足りなくなるので、また沸かしてさらに入れる
- サムホールぎりぎりまでお湯が入ったらしばらく放置
- 見てると水面に脂が浮いてきているがわかる
- 10分ぐらい経ったらボールを取り出す
- ボールをクリーナーで掃除して終了
この手順であれば、サムホールをぬらさないので、インサートテープを剥がす必要もないし、楽ちんである。
お湯の温度は、あまり熱すぎるとボールを痛めるリスクがあるのと、低すぎるとオイルは抜けないので、温度計があれば、50度〜60度で調整するとよいと思う。
オイル抜きしたボールの具合
手のひらをボールに乗せてもオイルが浮いてこない状態になった。オイルはある程度抜けていると思われる。
クリーナーで掃除したときもキュッキュといって表面のぬるぬる感もまったくない。
実際に、次の日に投球してみたが、しっかりとオイルをキャッチして、曲がりが復活していた。
ボールの表面付近のオイルはしっかり除去できたと思う。一方で中まで染み込んでしまったオイルはたぶん取り切れていないと思う。
また、手軽にオイル抜きができるイオンパワーSジェルパックよりは、しっかりとオイル抜きができている印象である。
15分もあればできるし、これで十分なんじゃないかなと思った。
まとめ
オイルが染み込んでしまったボールだとキレが十分でなく、ストライク率も下がってしまうので、マメにオイル抜きはした方がよい。
今回紹介した方法は、簡単だし、効果もあったので、自分としては、しばらくはこの方法でやろうかなと思う。
センターのオイル抜きのヒーターよりは除去が弱いけど、かえって、ボールが傷まないような気もしている。