本日、アメリカンでゲームを一緒にやっていた人のボールが、投げた後にボールリターンに戻ってきたときに、目立つキズがついてきた。
ときどき、こういう話があるので、ボールのキズの話を書いてみたい。
ボールにキズがつく原因
いろいろな原因がある。今日の問題は、7番ピンの後ろ側にあるプラスチックの緩衝材が傷んで、少し浮いた状態になっていて、そこの一部が割れていたことによる。ボールが7番ピンを倒した後に、割れているところに引っかかり、キズがついてしまった。
その他、いろいろありそうで、たまに、買ったばかりのボールなのにキズがついてしまったとかいう話を聞く。
ボールがレーンの奥から戻ってくる道中で、キズがつく、ガターに落ちてキズがつくなどを聞く。
ボウリング場もレーン関連設備のメンテナンスはちゃんとやっているが、あるときに、衝撃で壊れてしまうこともあり、根本的に防ぐ手段はなさそうである。
ボールにキズがついたときも対応
すぐに、そのボックスは利用中止になり、原因の特定のためにメカさんが調査と修理に取り掛かる。投げていた人は、別のレーンに移動となる。
また、キズがついたボールは、ドリラーさんが修復作業を無料で行う。修復といっても、キズがついた部分をプラグして、ポリッシュするというような対応で、キズを目立たなくするというレベルの話になる。
ローリングトラックのキズだと、曲がりにも影響しかねないが、幸い、それは大丈夫そうだった。
ボールのひび割れ
スペアボールが一番、壊れやすい。硬度が高いポリエステル素材なので、曲がらないけど、衝撃に弱いという理由になる。
自分は幸い、まだ経験がないが、周りの人に聞くと、サムホール付近、もしくはフィンガー付近のドリルしたところの付近のひび割れが多い。
このひび割れが起こる原因は、主には、ボールがピンにあたったときの衝撃だと思われる。ドリルされているホール付近が一番、衝撃には弱いことは構造上、やむを得ないが、その部分がちょうどピンに強くあたったときに、割れてしまうということになる。
特にスピードのあるボールを投げている人は、その分、衝撃も大きくなるので、割れることも多い。
一投目に投げるボールも同様の箇所が経年劣化とともに、割れやすくなっていて、使いこんだボールを見ていると、結構、ヒビが入ったまま投げている人も見かける。
一投目のボールは表面素材として、ぱっかりと2つに割れるということは少ないが、スペアボールはひびから割れるということも考えられ、その場合、破片が飛び散って、別のボウラーさんのボールをキズつける可能性もあることから、基本的には利用をやめて、新しいボールに買い替えた方がよい。
まとめ
ボウリング場の機材の不調が原因でボールにキズがつくということは、ある程度起こりえることなので、ボールが戻ってきたら、キズがないかチェックした方がよい。
万が一キズがあったら、すぐに投球をやめて、スタッフを呼んで対処してもらった方がよい。