ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールが曲がらないレーン

本日のボウリング練習で入ったレーンが、びっくりするぐらいボールが曲がらなかった。どういう状態なのか、そしてその原因についても1ゲームを投げ終わる頃に、やっとわかった。今日はそんな話を書いてみたい。

レーンの状況

42フィートのロングパターンと思って入ったレーンなので、真ん中ぐらいの立ち位置から外10枚目ぐらいのフッキングポイントをめがけて投げてみた。すると、ボールがスルスルと進み、薄めポケットヒットとなった。あれ、全然曲がりが強くない・・・と思ったのが最初の印象になる。

ボールが劣化して曲がらなくなってしまったのかな?というような状態にも見えた。ローリングトラックを見ると、オイルがうすーくついている状態で、別に手前のオイルが多いというわけでもない。

なんだろう?と思いつつも1フレームで、1枚づつ立ち位置を外に変更していった。最終的に7枚ぐらい外に立っても、曲がりが弱く薄めしかボールがいかない。ストライクも出ないし、さてどうしたもんかと考えてみるに、10枚目のフッキングポイント付近のオイルが伸びているのでは?と思った。

5枚より外に出してみようと思って、投げてみると、しっかりボールが反応して曲がってくれた。

ボールが曲がらなかった理由

手前のオイルが削られて起き上がっているわけでもなく、曲がらないというのは、オイルが伸びているからという理由になる。ちょうど、フッキングポイントに理想的な10枚目付近が完全に伸びていた。

ここで、ふと気づいた。そういえば、自分がこのレーンに入る前に、1人投げている人がいたことを思い出す。レーンのメンテナス直後に1,2ゲーム投げただけだと思うので、影響はほとんどないと忘れていたのだけど、たぶん、ハウスボールで投げていたのだと思う。

そして、10枚目付近をまっすぐにビュンビュンと投げていたのだと思う。ハウスボールは、表面がツルツルしていてオイルをほとんど吸収しないので、回転数がないと、どんどんオイルが伸びてしまう。レーンメンテナス直後で、手前にオイルがある状態で投げていた関係で、多くのオイルがドライゾーンに引き伸ばされた感じになっていたのだと思う。

まあ、運が悪かったということである。

その後の対策

かなりの量のオイルが伸ばされている感じだったので、フッキングを5枚よりも外にして、あわせていくしかないなと思って、ゆるやかに曲がるボールで、立ち位置を調整しつつ、5枚目よりも外でフッキングさせてストライクになるラインを見つけた。

あまり強いボールを使うと、外で反応したときに曲がり過ぎてしまうか、ロールアウトしてしまうので、曲がり幅があまりでないソリッドのボールを選択した。

なんとかあわせて、224が出せたのが本日のハイゲームとなった。

その後に、ハイブリッドのボールでも外であわせようと思って投げてみたが、反応が強すぎて、ストライクになるラインの幅が狭く、ちょっとのミスでスプリットになってしまうような難易度で、結局アベレージも182ぐらいで終了となった。

まとめ

GWなので、夜中から投げている人も多くいたので、通常であれば、マイボウラーが投げることが多いロングオイルのレーンもそのまま投げさせていたようである。

レーンメンテナス直後のオイルが多い状態で、ハウスボールで投げられてしまうと、オイルが伸ばされてしまい、その後に投げるマイボウラーは、悲惨なことになる。

朝、センターについたときには、半分ぐらいはレーンが空いていたので、ロングコンディションのレーンで、ハウスボウラーをそのまま投げさせることもなかったのではないかとも思った。