ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

10ピンのカバー率をあげる

ポケットに少しあまく入ったり、リリースのちょっとしたミスで10ピンは残る。この10ピンのカバー率を100%に近づけると、ぐっとアベレージもあがるだろうにと思いつつも、なかなかうまくいかない。

そんな話を書いてみたい。

10ピンのカバーが難しいわけ

一つは、体を少しオープンにして投げる角度になるので、1投目と比較して、体の使い方が違うということがあるかなと思う。

そのため、ストライクがバンバン出てて、たまに10ピンが残ったりすると、いやーな感じになり、ミスすることも多い印象である。

もうひとつは、球速の安定性ということもあるなと思う。10ピンカバーをしたときの速度表示を見てるけど、ゲームの投げ始めと2〜3ゲームやって体も温まってきたときだと速度も1kmぐらいは平気で違う。

そうすると、レーンが遅かったりすると、球速がないと左に曲がってしまってカバーできないということもある。

三つ目は、アメリカン方式でやっていると、左右のレーンのオイル量の違いによって立ち位置が1〜2枚違うことがあるということがある。

なるべく対角線上に投げるようにはしているが、スパットの20枚目より外側で投げるのは難しすぎるので、15枚目付近を投げていることが多い。そうすると、そのライン上のオイルの影響をそれなりに受けるので、オイル状態によって、立ち位置の調整が必要になっている。

10ピンのカバー率のスコア影響

カバー率は、90%以上をひとつの基準として投げたいところであるが、1つの10ピンミスで、10点はスコアが下がってしまうので、1ゲームで考えると、200出せるゲームだったとして、1つのミスで190、2つのミスで180となってしまう。

感覚的な数字ではあるが、10ピンカバー率が80%以下だと、アベレージで200になることは難しいように思う。

これは、10ピンカバーのラインは、基本的にはいつも一緒なので、コントロールのブレ幅が少ないかという話と大きく関係する。

10ピンを左右にはずすという精度のコントロールだと、1投目もダブル、ターキーとストライクを続けるコントロールの精度がない可能性があり、そうすると、200アベレージは難しいのではないか。

10ピンの練習方法

10ピンだけを狙って1ゲームをやるとかは、あまり効果がないのではないかなと思う。

結局、1投目のコントロールと同じ練習なんだと思うためである。コントールの精度を上げるために、助走、それとあわせたスイングのタイミング、腕の力まないスイングの3つぐらいをしっかり身につければ、結果、10ピンの精度もあがる。

ちょっとだけ違うのは、体をやや右に開くところで、1投目で練習するのであれば、インサイドから幅をとって出し戻しのラインなどを多く練習することをすすめる。

そのラインで投げれるようになれば、スペアボールで、そのラインを投げれば10ピンがとれる。

10ピンだけスイングを変えたり、ストレートにすることもオススメしない。1投目と同じフォームで、しっかり投げれば、10ピンのカバー率は、あがる。

まとめ

10ピンミスで、スコアダウンすると、がっかりする。ストライクと紙一重のところもあるので、ダブルだったら+20点なのに、スペアミスだと、0点という差になる。

なるべく、10ピンが残らないように1投目でストライクになるラインを見つけて投げるという練習も大事になるが、そうはいっても1フレームぐらいは10ピンが残ってしまうものなので、その1フレームで確実に取れるにように練習していきたいと日々思っている。