ボウリングのすすめ

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10ピンカバーの投球方法

10ピンカバー率の向上に向けて、先日、少し練習をしてきた。2パターンの投げ方を試していて、さて、どっちの方がいいのだろうかというのが本日のテーマになる。

10ピンカバー時の投球方法

10ピンを取るときのラインとしては、20枚目付近を通過するように投げるという前提で、投げ方を2パターンで試している。本当はもうひとつぐらいありそうなのだけど、自分が今できることはこの2つになる。

その1の投げ方

これまで主にやっていた投げ方で、なんの工夫もなく1投目と同じように投げるという投げ方になる。この投げ方がコントロールとしては1番高い。問題なのは、1投目と同じように投げているので、しっかり回転がかかっているので、オイルのないところで曲がろうとするということになる。

特にスペアボールが傷ついてきてレーンに噛みやすくなってきてるので、ドライゾーンで割と反応してしまっていて、そこを計算して投げるという工夫が必要になっている。

その2の投げ方

この投げ方は、フィンガーにひっかからないように投げるという投げ方になる。そのように投げると、回転がほとんどかからない。縦回転になっているわけではなく、リリースの瞬間に、スポンっと全部の指を同時に抜いているような感覚に近い。

この投げ方は、果たして正解の投げ方なのかわからないが、ボウリング仲間と会話していると、これをやっている人もいるので、試している状態になる。

この投げ方のメリットは、回転がほとんどかかってないので、曲がらない。そして、バックスイングからボールが自然落下してきて、なんのアクションもしてないので、ボールスピードも速いという特徴がある。結果、ほぼまっすぐにボールは進む。

一方で、難しいのは、指抜けのタイミングになる。特に親指が抜けるタイミングが一定でないと、スイング軌道が一定でも、ボールは、左右にブレて落下してしまい、ミスをしてしまうことがある。

どちらの投げ方がよいか

他の投げ方もあると思うが、この2つだと、どっちがいいかというのを実際に投げてみた結果から考えてみたい。練習で投げている限り、カバー率は、現時点では、どっちも変わらなかった。

投げた感覚としては、その2の方が曲がらないので、いいかもしれないが、サムホール調整をシビアにやらないといけないなという感じである。

また、スペアボールが曲がってしまうようなレーン状態だと、明らかにその2の方がよいけど、スーッとまっすぐに転がってくれるレーン状態であれば、その1の方がよいという結論でもある。

ずっと、その2の投げ方で練習して精度を高くすればよいのだけど、この投げ方は、外ミスがまったくきかないので、幅がない。一方で、その1の投げ方だと、レーンの状態(特に曲がってしまうレーン)によっては、外ミスしても、レーンの端っこで戻ってきて10ピンヒットすることがある。(そもそも外ミスしてはいけないのだけど・・・)

まとめ

1投目のコントロールの精度を高くすることがストライク率を高くすることでは重要で、かつ、2投目のスペアボールの精度を高くすることも、得点を下げないためには必要という状態で、両方できて、やっと200アベになると思う。

スペアボールを新しくして、1投目と同じように投げた方がいいような、それでも曲がってしまうレーンもあるので、やっぱりその2の投げ方をマスターするべきなのかは、悩むところになる。

そして、アメリカンでやってるときに、左右のレーンのオイル状態が違ったとしても、その1とその2の投げ方の併用はよくないというのも、投げていて感じた。人間、そんなに器用ではないということなんだと思う。精度を考えると、どっちかに固定すべきなんだろうなと思っている。