ラウンドワンで投げていると、ピンが軽いからよくストライクでるよね。というような話を聞くことがある。本当に軽いのかはわからないが、ボウラーの感覚として、そう言っているということは、そうなのかもしれない。
そんな話を書いてみたい。
ピンの重さの規定
ボウリングのピンの規定は、3ポンド6オンス~3ポンド10オンスということで、幅がある。そのため、最大で4オンス(113グラム)の違いがありえる。
軽い方が当然、ピン飛びがよくなるので、この違いは、ストライク率(特に10ピンの飛び)に影響するだろうなとは思う。
ボウリング場によっては、あそこのセンターは飛ばないという話も聞くし、音が違うという話も聞く。これは、材質や加工の違いという部分もありそうであるが、反発力が大きい場合には、甲高い音がする。
110グラム程度でどれだけ影響するのか?という話であるが、10本のピンの合計で見れば、1kgを超えるわけで、それをボールで弾いていると考えれば、結構な違いである。
ピンが軽いといいこと
スコアがよくなるし、パッコーンという音でピンが飛んでくれるので、気持ちがいいというのがある。遊戯施設ということを考えたら、規定の範囲で一番軽いものを選択するというのは、まあ、そうかなと思う。
ゲームとして楽しむということを考えると、たくさん倒れてくれた方が楽しいし、規定の範囲なんだからいいんじゃないのとも思う。
10ピンの飛びと関係して、メッセンジャーもよく飛んでくると思う。これは、1番ピンが左側の壁にあたって右の方に跳ね返ってきて10ピンを倒してくれることを言うが、ピンが軽ければ、それだけメッセンジャーも多くなる。
ピンの劣化について
定期的に古くなったピンを新しいのに交換しているとも聞く。これもスコアに影響があって、新しいピンは、飛びにくいと言われている。
これは、一説によるとピンの底が平らな状態が新品であるが、古くなってくると、底がやや不安定になって、ちょっとぶつかると、ふらっと倒れてくれるという話を聞いたことがある。
確かに、投げていると、ちょんっとぶつかったのに、倒れてくれるときもあれば、結構、ふんばって立っているピンもあるので、そうなのかもしれない。
まとめ
あるボウリング場で高スコアを出せても、別のセンターに行くと、ぜんぜん歯が立たなかったという話もたまに聞くので、このピンの重さの影響はそれなりにあるんだろうなと思う。
本格的にやって、大会とかでもスコアを出そうとすると、ジャストポケットでピンを倒せるように重めのピンのセンターでたまには練習した方がいいのだと思う。
自分は、パッコーンという音で倒れてくれた方が気持ちいいので、それは、それということで楽しんでボウリングをやっている。