ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのカウントの話

ボウリング用語で「カウント」という表現がある。カウントが悪いとかで使う。このカウントを意識したボウリングはスコアメイク上、重要になるので、そんな話を書いてみたい。

カウントとは?

スコアの下一桁の数字をカウントという言う。例を示した方がわかりやすいと思うので、カウントがよくないスコアを以下に示す。

カウントがよくないスコア表

一応、ノーミスゲームができているのであるが、ターキーがきていれば通常は210点台になるはずなのに、209で終わってしまっている。これがカウントが悪かったからになる。

注目は、4フレームの下一桁が5になっている点になる。1フレームが10点なのに、そこから5ピンもカウントダウンしている。あと5ピンカウントがダウンすると、210点を割ってくるという状態に4フレーム目でなってしまっている。

通常がんばっても、スペアを続けると、1投目で9本倒してもカウントは1ダウンしてしまう。つまり、残りの6フレームがすべて9本スペアでも、マイナス6になって210点に届かないことになる。

実際、今回、6フレーム目で2ピンカウントダウンして、9フレーム目で1ピン、10フレームで3ピンダウンして、210点に届かなかった。

カウントダウンに気をつけたいポイント

自分がボウリングをやっていて、ショックなのが、ダブルの後のカウントダウンになる。通常、ストライクの後は、スペアさえ取れれば、10点加算されるのでカウントダウンはない。

一方で、ダブル以上だと、一個前のストライクに加算されるのは、次のストライクと、その次の1投目なので、ここでカウントダウンすると、がっつりスコアが落ちてしまう。

実際、先の例でも7本カウントだったので、2フレーム目が57点と、カウントが落ちている。

次は、スペアの後は、なるべく多く倒すということになる。8本は倒しておきたいというのが個人的な基準で、6本とかだと、本来9本加算されるとすると、マイナス3になってしまう。

カウントダウンで勝負が分かれるときもある

ボウリングでマッチゲームをやっているときに、カウント差で勝負が決まることが結構ある。同じような難しさのコンディションで投げているので、実力差がそんなにない場合は、カウント勝負になることが多い。

ここで一方が、8フレーム目で173点、もうひとりが、175点だとする。

点差は、2点しかないので接戦と思うかもしれないが、この2点を詰めるには、ストライクを2回続けるしかないのである。残りフレームでお互いが9本スペアを続けても点差は縮まらないし、ストライクの次にスペアとしても点差は1点しか縮まらない。

圧倒的に175点の人が有利なのである。

このため、ボウリングの競技をやっている人は、この下一桁のカウントを気にしながらボウリングをやっている。

まとめ

普段ボウリング練習をやっていて、カウントを気にすることは少ないかもしれない。200アップを目標に投げていると、ダブルが出て、ノーミスなんだけど、198点だったということがあるかもしれない。

これがカウントダウンの影響で、このようなケースには、カウントが一周してしまったという表現をする。10点以上、カウントダウンしたという意味になる。

スペアの後はたくさん倒すとかわかっていてもできないこともあるので、仕方ないのだけど、「あー、カウントが・・・」とか使ってみてほしい。笑