ボウリングは、結構、ボールの性能の影響が大きいように感じていて、曲げる技術を磨くよりもパフォーマンスのよいボールを使った方が効果的にスコアが出せるのではないかと思う。
今日はそんな話を書いてみたい。
ボールの性能によって違うこと
ボールの性能がよいと、ストライクが出やすいというのは確かにあると思う。ボールメーカによって、表現が異なるが、PROシリーズというカテゴリのボールが一番性能がよい。
性能がよいボールを活かせるレーンという条件があるが、それを満たす場合、ストライク率がかなりアップする印象がある。
具体的に感じるメリットは、以下の通りになる。
- ドラインゾーンでしっかり曲がる
- ピンアクションがとてもよい
- スキッドとフックのバランスがよい
性能のよいボールが活かせるレーンコンディション
一番は、オイルメンテナンス直後のレーンになる。まだどこも伸びたり、削られたりしていないので、理想的なレーンで、ボールのパフォーマンスが最大に活かせる。
また、PROシリーズだとある程度、オイルがあった方がよいので、ミドル〜ロングコンディションが一番投げやすい。
その他、フッキングポイントのオイルが多少伸びてしまっているが、中のオイルはちゃんとあるというようなレーンでもそのパフォーマンスは十分に発揮できる。
投球技術との関係
自分の感覚だと、中位のクラスのボールでも十分にストライクはでる。一方で、薄めでのポケットでのピンの飛び方やちょっとあまく入っても10ピンが飛んでくれるというのは、PROシリーズだとより多く感じる。
つまり、しっかりと回転をかけて投げてジャストになるラインに投げ続けなくてもストライクになる確率がアップするというように感じる。数値にすると、10%近く違うのではないかと思う。
球速と回転数があれば、ボールを選ばず、ストライクが取れるようにも思うが、自分レベルの人だとボールに頼っているところは大きい。
また、ボールの性能は年々向上してきているので、プロの試合等の統計結果からも年々ストライク率があがっているという話も聞く。
ボウリング場でマイボウラーを観察するとわかること
同じレーンコンディションでオイルがひかれていることが多いので、レーンごとに見ていくと、ストライクがたくさん出ている人と、そうでない人がいる。
投球技術の違いや、選択しているボールやラインがあるので、一概には言えないが、使い込んだボールを投げている人で、高スコアを連続している人は少ないと思う。
たまたま、そのレーンのコンディションにあって高スコアになることはあるが、コンスタントにスコアを打つことは難しいと思う。
少し前に、ボールはしっかりメンテナンスした方がよいという話を書いたが、オイルがすっかり染み込んでしまったボールとかだと、高スコアを出すことは難しい。
また、同じようなラインに投げていても、ポケットにクリーンヒットして、パコーンと音がしてピンが飛んでいる人と、曲がりが弱かったり、ピン当たりが弱いと感じる人もいると思う。これもボールの速度とか回転数とかによって一概には言えないが、同じような速度で投げているように見えてもピンアクションの違いがある場合には、ボールの性能の違いという見方もできると思う。
まとめ
性能のよいボールは、定価は高いが、売れ残りがあれば、いずれ、セールになってくるので、そういうボールを1つは持っておいた方がよいと思う。
また、ボールは定期的にしっかりメンテナンスして、いつ投げてもそのボールのパフォーマンスが発揮できるようにしておくことも重要になる。
ボールを変えるだけで、ストライク率が10%良くなるのであれば、無理に回転を増やすとか、スピードを入れるというよりは、コントロール重視で、投げる練習をしっかりした方が、アベレージ200には、到達できるように思う。